美容コラム
「ニキビ跡の赤みが気になる……」
「肌の凹凸をどうにかしたい……」
多くの人を悩ますニキビ跡。赤みや色素沈着、凹凸やくぼみなど、その症状はさまざまです。
この記事では、ニキビ跡に有効とされる治療法を7種厳選。ニキビ跡のタイプ別に、おすすめの治療メニューを紹介します。
ニキビ跡の赤みは、ずばり血管の色。皮膚の下にある血管が、透けて見えることが原因です。
ニキビは毛穴に炎症が起きたことが原因で発生しますが、炎症の程度が強かったり、炎症が繰り返し続いたりした場合に赤みが強く出てしまいます。
そんなニキビ跡の赤み治療におすすめなのは、「クラリティフォトフェイシャルプラス」「レチノールピール」「ラクトピーリング」「肌管理毛穴スリークスキン」の4つ。それぞれの詳しい施術内容をお伝えします。
「クラリティフォトフェイシャルプラス」はフォトフェイシャル・ケミカルピーリング・エレクトロポレーション・美容点滴・美容内服の5点がセットになった美肌メニュー。身体の外側・内側両方から美肌再生を促します。
フォトフェイシャルは、IPL(Intense Pulsed Light)という特殊な光を照射する美肌治療です。光がメラニンなどトラブルの原因に届くと、光のエネルギーが熱に変わり、正常な部分を傷つけることなく肌トラブルを改善します。
また、繊維芽細胞(エラスチンやコラーゲン、ヒアルロン酸の増生に関わる細胞)にも働きかけることにより、内側から自然に美しい肌が作り上げられることも特長のひとつです。
使用する機械は、ルミナス社の最上位モデル「ステラM22」。6種類のフィルターが搭載されており、幅広い肌悩みにアプローチが可能です。ニキビ跡の赤みや毛穴の開き、色素沈着など、それぞれのトラブルに合わせたフィルターをセットし、オーダーメイドで美肌に導きます。
美肌を極めるためには術後のホームケアも重要。このメニューでは美容内服で、身体の内側からも肌の調子を整えます。
美容内服薬は医師が処方箋を書いてお出しする処方薬(医療用医薬品)のため、市販のサプリメントに比べ即効性や効果を実感される方が多くいるようです。
当メニューでは、肌の赤みを抑え美白を促すハイチオール、シナール配合錠またはハイシー、ユベラをセットにしてご提供。詳細はスタッフまでお尋ねください。
近年、エイジングケア用の化粧品などで人気を誇る「レチノール」成分。レチノールとは、ビタミンA誘導体の一種です。皮膚や粘膜などに作用する物質で、肌のヒアルロン酸を増やすことでハリや潤いをもたらしたり、ターンオーバーを正常化させてキメを整えたりする働きがあります。
2017年には厚生労働省が「レチノールによる小ジワ改善の効果・効能」を認め、レチノール配合化粧品が大ヒットするなど、レチノールブームが巻き起こりました。
レチノールは体内において「レチノール(持続効果)」「レチナール(直後の効果)」「レチニール(遅延型効果)」などに変化し、その過程でレチナールが「レチノイン酸」に変化することで、肌へのエイジングケア効果を発揮します。
レチノイン酸の働き
・皮脂腺の働きを抑え、皮脂の分泌を抑制
・真皮層でのコラーゲン生成を促進し、肌のハリアップ・小ジワ改善
・表皮のヒアルロン酸などの粘液性物質の分泌を高め、みずみずしい肌に改善
このレチノールを強力に配合して効果を最大限に高めたのが、レチノールピール。レチノール誘導体をナノカプセル化し、レチノールの刺激を抑えることに成功したケミカルピーリングです。
また、レチノールピールは「ヒアルロン酸」と「亜鉛」も含有。ヒアルロン酸はレチノールと合成されることで、新たなヒアルロン酸の生成を促進する作用があります。亜鉛は、フリーラジカル(身体を酸化させ錆びさせる分子・原子)から肌を保護。これらの物質がバランス良く作用することで、継続的に効果を高めます。
ラクトピーリングは、天然乳酸を主成分としたケミカルピーリング。低刺激で肌に優しいため、敏感肌の方でも安心して使えます。
・メラニンの原因であるチロシナーゼの働きを抑制することで、メラニンの生成を抑え、肝斑やシミ、くすみや色素沈着を改善。
・角質層にある保湿因子のセラミドを増やして、潤いアップ。
・活性酸素のコラゲナーゼを不活化し、コラーゲンの減少を抑制。肌のハリや弾力をアップさせ、シワやたるみを予防。
当院では4種類の「ケミカルピーリング」から1つを選択・7種類の「美肌点滴」「保湿ケア」から2つを選択し、オーダーメイドの美肌メニューが作れる「肌管理ピーリングセレクト」のプランも用意しています。
「肌管理毛穴スリークスキン」はダーマペン専用ピーリングの「ウーバーピール」を使用し、さらに幹細胞培養液パックと高濃度ビタミンC点滴、ビタミン内服薬をセットにした当院オリジナルの治療メニューです。身体の内側・外側からのトータルアプローチで、ニキビの赤み知らずのすべすべな美肌が叶います。
幹細胞とは、近年再生医療の分野で注目されている分野で、幹細胞の培養液には多くの成長因子を含む百十種類の活性物質が含まれており、肌に塗布することで、肌細胞を活性化させ、肌のターンオーバーを促進する効果があります。
ダーマペン4で肌に穴があいている状態で使用すると浸透力が高まり、回復も早まります。
美肌・美白効果に加え、免疫力をアップする高濃度ビタミンCを、直接かつ効率的に取り入れる点滴療法です。
高濃度ビタミンCにはコラーゲン生成を促進する効果もあり、肌にハリをもたらしシワやたるみの改善効果も期待できます。
また、高濃度ビタミンCには強い抗酸化作用があるため、活性酸素から肌を守り、過剰な皮脂分泌を抑制。ニキビなどの肌トラブルも予防・改善します。
美肌に効果的な以下のビタミン剤をセットにして提供しています。
ビタミンB2:細胞の生成にも関係する栄養素。肌のターンオーバーをスムーズにおこなう働きをして、肌を守ります。
ビタミンB6:皮膚や粘膜、毛髪や歯などの健康を保つ働きがあります。また、皮脂をコントロールする働きも持っているため、ニキビにも効果的です。
ビタミンC:美肌・美白効果があります。また抗酸化作用があるため、老化予防や免疫力強化も期待できる栄養素です。
ビオチン:ビオチンは、若々しく健康的な美しさを保つために必要な栄養素。別名ビタミンB7やビタミンHとも呼ばれています。糖質、脂質、たんぱく質の代謝の過程で、酵素の働きを助ける補酵素としての役割もあります。
毛穴の内部でニキビ菌が活性化して増殖すると起こる「炎症ニキビ」。その炎症ニキビがさらに悪化すると、炎症が皮膚の深部まで及び、真皮層を破壊していきます。その結果肌がくぼんでしまいできるのが、いわゆる凸凹のニキビ跡です。
肌の一番外側にある表皮は肌のターンオーバーによって約28日周期で生まれ変わりますが、真皮は一度壊れてしまうと再生するのは難しくなります。
一般的な治療で用いられる「塗り薬」や「ケミカルピーリング」は、肌の表面にのみ作用する治療法です。そのため真皮層のケアができず、凹凸をともなうニキビ跡の場合理想の効果を得られません。
そこでおすすめなのが「ダーマペン4」「フラクセル」など、真皮層までアプローチが可能な治療です。
「ダーマペン4」は16本の極小針を用いて毎秒1920個の穴を肌に開け、人間が本来持っている傷を修復する治癒能力を高めるニードル治療です。
針を垂直に出し入れすることで、皮膚へ余分なダメージを与えることなく自己再生を促進。皮膚の浅い部分への注入はもちろん、深度3ミリと真皮層まで届く治療も可能なため、凹凸をともなうニキビ跡の治療にも適しています。ニードルの深度は0.1ミリ単位で調整できるため、痛みが不安な方も調整しながら施術を受けることが可能です。
別名「肌再生レーザー」とも呼ばれているフラクセル。凹凸ニキビ跡のように深部までダメージを受けた肌でも効果的・効率的な治療が可能です。
肉眼では確認できない微細なレーザーが肌深部の細胞に作用し、意図的にダメージを与えることで肌の再生能力をアップ。1回の施術で皮膚の5~15%程度が“入れ替わる”とされています。同時に、長期的にコラーゲン生成が促されるので、肌の根本から「再生・入れ替え」が可能です。
レーザー照射後は肌が赤くなったり、かさぶたになったりとダウンタイムを伴いますが、その分治療効果は高め。ピーリングなどマイルドな治療で治らなかったニキビ跡の凹凸も、改善が期待できます。
そんなフラクセルは、3種類の照射方法をコントロール可能。ニキビ跡はもちろん、毛穴の開きやたるみなど、さまざまな肌トラブルをトータルで治していくことができます。
フラクセルの詳細を見る
フラクセル1927は、肌表面のトラブル改善に特化した照射方法です。シミやくすみ、小ジワや肌のごわつき、軽度のニキビ跡や毛穴の開きなどの改善が期待できます。
フラクセル1927の概要
波長/1927nm(ナノメートル)
適応症状/軽度のニキビ跡、肌のごわつき、シミ・くすみ、小ジワ
痛み/★★★★☆
ダウンタイム/1週間~10日(肌に軽度のかさぶたができる程度)
フラクセルⅡで用いる1550nmレーザーは、表皮を傷つけずに真皮層までアプローチする照射方法。そのため、肌の深部まで影響が及んだ凹凸や、クレーター状のニキビ跡に効果的です。
フラクセルⅡの概要
波長/1550nm(ナノメートル)
適応症状/凹凸ニキビ跡、毛穴の開き
痛み/★★★☆☆
ダウンタイム/3~5日
フラクセルコンビネーションは、上記2つの波長を複合させた照射方法。一度の治療でより多くの肌トラブルを解消し、ニキビ跡を治していきます。
2種類の治療効果を同時に得ることができるので、クレーター状のニキビ跡など真皮層のケアはもちろん、肌のごわつきやシミ・くすみなど表層のトラブルケアも可能。複数の悩みが混在した肌におすすめです。
フラクセル1927の概要
波長/1927nm [フラクセル1927]+1,550nm [フラクセルⅡ]
適応症状/凹凸ニキビ跡、毛穴の開き、シミ・くすみ、肌のごわつき
痛み/★★★★☆
ダウンタイム/1週間~10日
ニキビ跡や「クレーター肌」と呼ばれる症状には、皮膚への影響深度によってタイプが複数あります。
真皮層や皮下組織など、より深いところまでダメージを受けた重度の凸凹ニキビ跡には、「サブシジョン」での治療が非常に有効です。
サブシジョンとは、ニキビ跡の凹凸やクレーター治療のために開発された医療用の針治療です。
ニキビ跡にはさまざまな原因があり、中には皮膚の奥深くで真皮と筋膜が癒着して、皮膚を引っ張ることで出来てしまったものがあります。そんなニキビ跡に高い効果を発揮するのが、このサブシジョンです。
凸凹の原因となっている癒着部分を、医療用の針を使って剥離。癒着を解除することで、凹凸やクレーターを改善します。
ダーマペンやフラクセルなど、創傷治癒力を高めてニキビ跡を改善していく治療とは別のアプローチとなるため、今まで思うような結果が得られなかった方に、ぜひ検討いただきたい治療です。
・クレーターや凹みのあるニキビ跡
・幅が4~5ミリ以上の皿状に凹んだニキビ跡(ローリングタイプ)
・水疱瘡の跡のような円形や楕円形の、辺縁がはっきりとして垂直に凹んだニキビ跡(ボックスタイプ)
サブシジョンは上記の中でも、特にローリングタイプのニキビ跡に効果的です。自己診断は難しい場合が多いと思いますので、まずは無料カウンセリングへお越しください。医師が丁寧に肌を診察し、適応か否かを判断します。
ニキビ跡の赤みや凸凹は、顕著だと気になってしまう症状ですよね。
オザキクリニックでは豊富な治療メニューを取り揃え、お客様一人ひとりの症状に合わせたオーダーメイドの治療を提供しています。
男性の方にも気軽に通っていただけるよう、新宿院では男性用のパウダールームを設置。ぜひ安心して、無料カウンセリングにお越しください。
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