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肌は”再生”できる?シワやたるみなどの加齢による肌トラブルを、再生医療で改善しよう

更新日
2022.11.16
監修医師
医療法人社団有恒会 オザキクリニック理事長・羽村院 院長 小﨑 有恒

肌は”再生”できる?シワやたるみなどの加齢による肌トラブルを、再生医療で改善しよう

たるみやシワ、クマやほうれい線……加齢による肌トラブルは、多くの人を悩ませています。

紫外線対策などのセルフケアはもちろん、注射治療やレーザー治療など、美容医療を取り入れている人も少なくないはず。

そんな中近年注目されているのが、「再生医療」。自分自身の細胞を使って、肌の老化現象を改善したり、老化スピードを緩めたりする治療です。

この記事では、再生医療についてさまざまな角度から噛み砕いて、分かりやすく説明します。

Contentsコンテンツ

そもそもなぜ肌は老化するの?

そもそもなぜ肌は老化するの?

シワやたるみなどの老化現象が起きる原因は、「肌細胞」が少なくなったり、機能が衰えたりすることだといわれています。

肌細胞とは、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸をつくったり、メンテナンスしたりする細胞のこと。コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸は、肌のハリや弾力、潤いを保つ働きがあります。その生成をおこなう肌細胞はいわば、若さを維持するために欠かせない存在なのです。

そんな肌細胞は、20歳を越えたら急激に減少しだします。50歳を越える頃には、なんと20歳の頃の約半分にまで減少。その結果肌の機能がどんどん低下していき「肌の老化」を招くのです。

再生医療は、減った肌細胞を増やす治療

再生医療は、減った肌細胞を増やす治療

肌細胞が減ることが肌の老化につながるということは、増やせば老化現象を改善できるということ。

そこで登場するのが、「再生医療」です。再生医療にはいくつか種類がありますが、今回ご紹介するのは「真皮線維芽細胞療法」というもの。

まず顔の肌に比べて、衰えるスピードが遅い耳の裏から皮膚を採取します。その皮膚から抜き出した肌細胞を培養して増やし、それを老化が気になる部分に移植する治療です。

実は、減った肌細胞を増やせる治療法は、再生治療だけ。画期的なエイジングケアといっても、過言ではありません。

再生医療で期待できる効果は?

再生医療では、主に2つの効果が期待できます。

再生医療の効果1:老化現象を根本から改善!

再生医療で期待できる効果は?
肌細胞の数が増えることで、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成が活性化。

徐々に肌にハリや潤いが戻り、シワやたるみ、目の下のクマなどの老化現象が改善されていきます。

再生医療の効果2:老化現象を遅くする!

再生医療の効果2:老化現象を遅くする!
注入した肌細胞はそのまま自身の肌細胞として定着し、活動を続けます。すると肌組織が根本から改善され、生まれ変わっていく効果が。

その結果改善した肌質を長い期間維持することができ、老化の進行を遅らせられます。

この効果は、再生医療でしか得られません!

再生医療で改善できる症状は?

再生医療で改善できる症状は?

画像のように、再生医療の適応部位は数多くあります。シワやたるみなど、加齢による肌トラブルは、ほとんど再生医療による改善が見込めるでしょう。

再生医療の施術の流れは?

オザキクリニックでは、以下の流れで再生医療の治療を提供しています。

カウンセリング

カウンセリング
担当医師が状態をしっかりと診断し、再生医療や施術内容、考えられるトラブルや注意点について詳しく説明します。

不安なことがあれば、遠慮せずに何でも聞いてくださいね。

事前検査(採血)

事前検査(採血)
血液を採取し、感染症などの検査を実施。検査結果で可能と判断されたら、治療のスケジュールを決めます。

皮膚採取

皮膚採取
通常約1週間後に、耳裏から皮膚を採取します。

麻酔を使用するので、痛みの心配はなし。採取する目安は米粒大ほどの大きさなので、傷跡が目立つリスクもほぼありません。

また、培養に使用する血液も採取します。

細胞培養

細胞培養

採取した皮膚は、当院が委託している細胞培養センターで管理。皮膚から肌細胞を抜き出し、約1万倍に増殖培養します。

委託先の培養センターは、温度や洗浄度などを常にモニタリング。入室制限なども徹底されており、無菌状態での細胞保管を実現しています。

心筋梗塞の患者さんに対する再生医療などもおこなっており、まさに再生医療のパイオニア的存在です。

細胞移植

細胞移植

皮膚採取から約5週間後に、培養した肌細胞の移植をおこないます。

当院では移植時に「水光注射」を使用。水光注射とは、成分を一度に均一な量・深さ、かつ広範囲に注入することができる医療機器です。

9本の針から同時に肌細胞が注入されるため、施術時間も短くなり、出血や痛みも最小限に抑えることができます。

移植した肌細胞は、その後徐々に衰えた肌組織を修復。肌の老化現象が改善されていきます。

無料検診

無料検診
移植してから数ヶ月後に、無料検診をおすすめしています。2回目以降は、お客様の希望により3回分の培養細胞を、凍結保存することができます。

施術の概要

施術時間
30分~1時間
痛み
【皮膚採取】麻酔を使用するため痛みはほとんどなし
【移植時】針を刺すチクッとした痛み
ダウンタイム
【腫れ】 1〜2日程度/【内出血】 3~5日程度(メイクで隠せる程度)
メイク
当日から可能
入浴
当日から可能
金額
こちらのページからご確認ください

再生医療Q&A

Q.細胞を培養させることで、ガンになるリスクはある?
A.肌細胞がガン細胞になることはありません。

Q.治療後元に戻るリスクはある?
A.元に戻ることはありません。

Q.皮膚がでこぼこになることはある?
A.不要な細胞は自然に排除されるため、皮膚がでこぼこになる心配はありません。

Q.メンテナンスの頻度は?
A.注入した肌細胞も、年月が経過すると徐々に老化が進み、働きが弱くなってきます。
細胞を保管しておけば、元気な肌細胞をいつでも補充できるので、理想の肌の維持が可能です。
当院では肌メンテナンスとして、1~2年に一度、元気な肌細胞の補充をおすすめしています。

Q.他の美容療法を合わせておこなっていい?
A.まったく問題ありません。むしろ相乗効果を得られる場合もあります。ただ、内容によっては移植した細胞の定着に問題が生じる場合があるため、担当医師にご相談ください。

Q.自分以外の細胞を使うこともできる?
A.安全な治療をおこなうために、自分以外の細胞は使えません。自身のお子様など血のつながった相手であっても、それは他人の細胞なので使用は不可能です。

まとめ:肌の再生医療で、”自分のままでいられる”未来を手に入れる

肌の再生医療は、自分自身の肌細胞のみを使用します。異物を入れたり切ったりすることなく、自然に近い方法で肌を改善できる治療です。

「一番好きな自分のままでいられる」治療だといえるでしょう。

加齢による肌トラブルに悩み始めたら、ぜひ再生医療を検討してみてくださいね。

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この記事を監修した医師

小﨑 有恒

医療法人社団有恒会
オザキクリニック理事長・羽村院 院長 小﨑 有恒

オザキクリニック理事長兼、羽村院院長。1998年にオザキクリニックを開院。平成13年、当時まだ希少だった『フォトフェイシャル』を東京23区外で初めて羽村院に導入。さらに、『サーマクール』に代表される「切らない美容医療」をいち早く取り入れるなど、女性の深いニーズをつかみ、先を見据えた取り組みで美容医療界を率先。また内科・皮膚科医院であった経験をいかし、外見だけでなく体の内面にも働きかける独自の手法で、レーザー治療からホームケアまで多彩な治療を実践しています。

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