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唾液腺ボトックスのデメリットとは?エラボトックスとの違いも医師が解説

更新日
2024.02.08
監修医師
医療法人社団有恒会 オザキクリニック新宿院 医師 山崎 智徳

唾液腺ボトックスのデメリットとは?エラボトックスとの違いも医師が解説

顔の大きさについて、以下のようなことで悩んでいませんか?

・エラが張って顔が大きく見える
・シャープな小顔になりたい
・ベース顔をなんとかしたい
・切らずに小顔になりたい

エラと呼ばれる咬筋の発達で顔が大きくみえている方には「エラボトックス」、咬筋の発達ではなく唾液腺の発達によるものであれば「唾液腺ボトックス」がおすすめです。このコラムでは、エラが張る原因とエラボトックスについて学習し、それ以外で顔が大きくなっている場合は「唾液腺ボトックス」なども検討するといった流れで、小顔施術について理解を深めていきましょう。自分に向いている施術がどちらなのか、選択を失敗しないためにもチェックしてみてくださいね。

Contentsコンテンツ

1.エラが張る原因は咬筋と骨格

エラが張る原因は主に2つあります。

1つ目の原因:咬筋(こうきん)と呼ばれる筋肉が発達しているケース

1つ目の原因:咬筋(こうきん)と呼ばれる筋肉が発達しているケース

咬筋とは、食べ物を噛む時に使う力の強い筋肉のことで、頬のあたりに位置しています。普段から歯を噛み締めたり歯ぎしりしたりする癖がある人は、咬筋が凝って硬くなっています。

このような癖を放っておくと、次第に咬筋が横に張りだしたり、発達したりしてエラが張る原因に。歯ぎしりが原因で咬筋が凝っている場合は、歯科での薬物治療や矯正治療がメインとなります。

また、口を閉じているときに”上下の奥歯が触れ合っている状態”になる場合は、常にエラが緊張した状態で負荷をかけてしまっています。自分が意識していないうちにエラの筋肉がどんどん発達してしまい、四角い顔になることも…。

このような事態を避けるためには、食事以外で咬筋を使わないようにすることも大切です。口を閉じたときに上下の奥歯が触れ合う場合は、上下の奥歯が離れる状態を意識しましょう。

2つ目の原因:下あごの骨が大きいケース

2つ目の原因:下あごの骨が大きいケース
下あごの骨が大きい場合、簡単な方法でエラの張りを解消するのは困難です。この場合は美容外科などで骨を削るなどの手術が必要になります。まずは、自分のエラ張りの原因を突き止め、最も適した改善方法を考えてみましょう。

2.発達した咬筋にはエラボトックスがおすすめ

咬筋が発達して大きくなっている場合、手軽に顔を小さくしたいならボトックス注射をするのがおすすめです。ここでは、エラボトックスの特徴やメリットについて詳しく解説します。

2-1.小顔になれる「エラボトックス」とは?

2-1.小顔になれる「エラボトックス」とは?

ボトックス注射とは、メスを使用せずに注射だけで小顔になる治療法のことです。ボトックス注射で使用されるのは、ボツリヌス菌が作り出す毒素から人体に害のない有用なたんぱく質を抽出した成分です。このボツリヌス毒素製剤を含有する薬剤を注射することで、筋肉を萎縮させ、気になるエラ張りを解消できます。

ボトックス(小顔)の詳細を見る

ボトックスは安全?

ボトックスは安全?

ボトックスに使用されているボツリヌス毒素製剤の毒素は、健康に害が出ないように分解・精製してあります。厚生労働省やアメリカのFDA(米食品医薬品局)の認可を得ている安全性の高い薬剤です。日本人への有効性・安全性も確認されているため、初めての人も安心して使用できます。エラボトックスには筋肉を弛緩させる作用があるので、咬筋に注射することで、エラが目立たなくなります。

ボトックスはアメリカで1980年代から医療目的で使用されており、日本でも1996年から医療目的での使用が許可されました。また、2009年からは美容目的での使用が許可されており、安全性の高い治療法になっています。ボトックス注射は顔のシワを改善する治療法として有名ですが、筋肉を弛緩させる作用があることから、エラ張りを改善する治療にも使用されているのです。

2-3.エラボトックスのメリットとデメリット

エラボトックスのメリット

エラボトックスのメリット
エラボトックスには、以下のようなメリットがあります。

・即効性がない治療のため、手術のような劇的な変化はなく周囲にバレずに容姿を変えられる
・治療は注射だけ、施術時間もほんの数分で終わるため、手軽に受けやすい
・ダウンタイム(腫れや内出血)もほぼなく、予定を気にせず受けられる
・小顔効果だけでなく、歯ぎしりの治療などにも効果的

エラボトックスのデメリット

エラボトックスのデメリット
一方で、エラボトックスは下記の様なデメリットもあります。

・効果を実感できるまでに時間がかかる
・理想イメージに仕上がるまで数回の治療が必要になるため、何度も通院する必要がある
ボトックスの持続効果は約3~6カ月であるため、効果を持続させるには再施術が必要
・何度も繰り返し施術するうちに持続期間は長くなるが、トータルコストがかかりやすい

2-4.エラボトックスはこんな人におすすめ

エラボトックスは、以下のような方におすすめの治療法です。

  • エラ張りが目立つ
  • シャープな小顔になりたい
  • 切らずに手軽に治療したい
  • ダウンタイムのない治療法を試したい
  • 忙しくて治療のための時間が取りづらい


ボトックス注射は、エラ張りが目立つ人やシャープな小顔に憧れている人に最適です。注射だけで行う治療法なので、皮膚を切らずに手軽に治療したい人にもおすすめ。治療時間が短く、体への負担も少ないため、ダウンタイムが取れない人や忙しくて時間がない人にも向いています。

3.オザキクリニックのエラボトックス施術

ここからは、オザキクリニックでのエラボトックスの施術の特徴や治療の流れを詳しく解説します。

3-1.オザキクリニックのエラボトックスの特徴

3-1.オザキクリニックのエラボトックスの特徴

オザキクリニックのエラボトックスで使用する薬剤は、アメリカFDAで認可を取得したアラガン社の「ボトックスビスタ」の正規品のみとなっています。他社からもボツリヌス毒素を成分とした製剤が数多く出ていますが、ボツリヌス毒素を成分とした製剤の中でボトックスと呼べるのは、オザキクリニックが使用しているアラガン社のものだけです。厚生労働省の品質基準に則って管理されている医薬品なので、日本人への有効性・安全性も確認済みであり、安心して治療を受けられます。

VST認定医のみが施術を担当

VST認定医のみが施術を担当
オザキクリニックでは、VST認定医のみがエラボトックスの施術を担当します。VST認定医とは、アラガン社が定める認定医制度のことで、講習を受けてテストに合格しないと認定されません。また、VST認定医しか「ボトックスビスタ」を購入できないシステムになっているため、いい加減な知識や経験で治療が行われる心配はありません。安全面を第一に考えて治療を行うため、初めての方も気軽に相談できます。

3-2.エラボトックス施術の流れ

3-2.エラボトックス施術の流れ

オザキクリニックのエラボトックスの施術は、以下の流れで行っております。

1.ドクターの診察・カウンセリング
カウンセリングでは患者様の悩みや症状を聞いて、治療プランを決めていきます。治療の注意点やアフターケアなども詳しく説明されるので、施術を受ける前に疑問点をすべて解消できます。

2.写真撮影
カウンセリング終了後は、術後の経過がわかるように写真撮影を行います。治療の準備にあたり、メイクを落としたり着替えたりする必要はありません。

3.『ボトックス』を注入
『ボトックス』を注入します。メイクを落としたり、着替えをすることなく簡単に施術は終わります。

4.終了
施術が終われば、そのまま帰宅できます。

4.咬筋の発達以外が原因のことも!その場合におすすめの施術は?

顔が大きく見える原因は、エラ以外の可能性もあります。ここでは、エラ以外に考えられる顔の肥大化原因と、おすすめの施術を紹介します。

唾液腺ボトックス

4-1.唾液腺ボトックス

唾液腺ボトックスとは、肥大化した唾液腺を改善して小顔効果を得る治療法です。エラボトックス注射で効果を実感できなかった人や変化がないときは、エラ張りが原因ではなく、唾液腺が肥大化して顔が大きくなっている可能性があります。

唾液腺とは口腔の周囲に点在している唾液分泌組織のことで、

「耳下腺(じかせん)」
「顎下線(がっかせん)」
「舌下腺(ぜっかせん)」

があります。

唾液腺ボトックスでは、耳下腺や顎下線にボトックスを注入して、肥大化した唾液腺を萎縮させます。治療後はエラ張りが目立たなくなるとともに、フェイスラインもすっきりして、小顔効果が得られます。

唾液腺ボトックスは痛みや腫れ、内出血などがなく、ダウンタイムはほとんどありません。治療も10分ほどの短時間で終わるため、忙しい人や大掛かりな手術に抵抗のある人も手軽に受けられます。

オザキクリニックの唾液腺ボトックスでは、正規品であるアラガン社製「ボトックスビスタ」のみを使用しています。また、VST認定医のみが施術を行うため、安全性に問題はありません。エラボトックスで効果を得られなかった人は、唾液腺ボトックスのカウンセリングを受けてみましょう。

唾液腺ボトックスを受けるにあたって、デメリットが気になる方もいるかと思います。主なデメリットとは、唾液が出にくくなるというものがありますが、経験のある医師が適正量打てば防げるものになります。オザキクリニックの在籍医師は、経験のある医師のみ在籍しておりますので、安心してご相談ください。

唾液腺ボトックスの詳細を見る

唾液腺ボトックスの症例写真

唾液腺ボトックスの症例写真1

フェイスラインがシャープに引き締まっていますね。頬のあたりの肉感やアゴ下のもたつきも軽減されています。

唾液腺ボトックスの症例写真2

耳からアゴにかけてのフェイスラインがはっきりしてきていますね。

唾液腺ボトックスの症例写真をもっと見る

顔の脂肪吸引

4-2.顔の脂肪吸引

エラが張っているのではなく、顔全体に脂肪がついて大きく見えるケースもあります。そのような場合は、脂肪吸引がおすすめです。顔の脂肪吸引は、カニューレと呼ばれる極細の特殊器具を挿入して、顔の余分な脂肪を除去する施術。傷跡は隠れた場所に3mm程度と小さいため、目立つ心配はありません。脂肪細胞の数そのものを減らす治療法なので、リバウンドリスクも少なく、効果を長期間維持できます。
注射を使用する治療法よりも短時間で効果を実感でき、ダウンタイムが少ないのが特徴です。

頬からアゴのラインの脂肪を吸引すれば、シャープなフェイスラインを実現できます。また、頬のたるみを吸引することで、ほうれい線が目立たなくなり、若々しい小顔に。脂肪吸引を行うことで、ダイエットでは落ちにくい顔の脂肪もすっきりなくなり、エラ張りだけでなく、顔全体のフェイスラインが整います。また加齢による顔のたるみやほうれい線が目立つ人にも、脂肪吸引がおすすめです。

顔の脂肪吸引の詳細を見る

エラ張り解消して、憧れの小顔に!

エラ張りの原因は、骨が大きい場合と咬筋が発達している場合があります。咬筋が発達している場合、エラボトックスの効果を十分に実感いただけるでしょう。

オザキクリニックでは丁寧なカウンセリングを行ったうえで、理想のフェイスラインになるよう慎重に施術を行っています。カウンセリングは無料なので、エラ張りで悩んでいる人は気軽に相談してみてくださいね。

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この記事を監修した医師

山崎 智徳

医療法人社団有恒会
オザキクリニック新宿院 医師 山崎 智徳

  • 美容医療に携わって20年のベテラン医師。
    豊富な知識と経験からお客様の美をサポートします。

  • 1998年
    独協医科大学病院 皮膚科
    2001年
    独協医科大学病院 形成外科
    2003年
    品川美容外科
    2007年
    自由が丘皮膚科クリニック
    2012年
    ノエル銀座クリニック
    2017年
    東京中央美容外科
    2020年
    東京中央美容外科 町田院院長就任
    2024年
    オザキクリニック 入職

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当ページは医療広告ガイドラインを遵守し、
医師監修のもと掲載しています

2018年6月に改正・施行された「医療広告ガイドライン」を遵守し、当ページは医師免許を持ったオザキクリニックの医師監修のもと掲載しています。医療広告ガイドラインの運用や方針について詳しくはこちら、当院の在籍医師一覧はこちらをご覧ください。

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