太っている印象や、老けている印象を与えてしまう「二重アゴ」。ダイエットしても、二重アゴだけなぜか解消されない……なんて悩みを抱く方も、少なくないはず。
そんな悩みをもつ方を救う美容医療が、お手軽な「脂肪溶解注射」、物理的に脂肪を除去する「顔の脂肪吸引」、ラジオ波を照射して引き締める「フェイスタイト」です。
この記事ではそれぞれの施術方法やメリット、デメリットを詳しく解説します。
二重アゴを解消する方法1:脂肪溶解注射
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「手術には抵抗がある……」そんな方におすすめなのが、注射で手軽に脂肪を撃退できる「脂肪溶解注射」による治療です。「二重アゴ」を含む痩せたい部位に薬剤を注入することで、脂肪細胞を分解。分解された脂肪は尿などと一緒に体外に排出され、部分痩せを叶えます。
そこまで脂肪の量が多くない方や、皮膚が薄い方は、無理して脂肪吸引をすると皮膚が凸凹になってしまう可能性があるため、脂肪溶解注射が適しているでしょう。
脂肪溶解注射の施術方法
- 施術当日は医師が仕上がりをイメージし、薬剤を注入する部位を決めてマーキングをおこないます。それに合わせて脂肪溶解剤を注入。注射だけの治療なので30分ほどで終了します。術後はメイクをして帰宅できる、手軽な施術です。
脂肪溶解注射のメリット
脂肪溶解注射のメリットは、以下の通り。
- ■ダウンタイムは短めです
針を刺すため、肌状態によっては内出血や腫れが生じる場合がありますが、ほとんど目立ちません。気になる場合は患部をこまめに冷やしたり、ビタミンCを多めに摂ったりすれば、治りを早めることができます。まれに注入部位に軽い痛みや熱を感じることもありますが、脂肪吸引のダウンタイムに比べたらとても軽いものです。
- ■手軽に施術を受けられます
施術後すぐにメイクが可能です。腫れなどのダウンタイムもそこまでないため、日常生活の中で手軽に施術を受けることができます。
脂肪溶解注射のデメリット
脂肪溶解注射には、以下のようなデメリットもあります。
- ■施術回数を重ねる必要があります
より多くの脂肪を減らしたい、より高い効果を出したいという方は、続けて3回の施術を推奨。できれば合計5~8回の施術を推奨しています。治療間隔は1週間ほどです。一度の施術で高い効果を得たい、という方には向きません。
- ■リバウンド防止効果はあまり高くありません
脂肪溶解注射も脂肪細胞の絶対数を減らすため、リバウンドを防止する効果が得られます。ですが直接脂肪を除去する脂肪吸引とは、取れる脂肪細胞の量に差が。そのため、脂肪吸引ほど高いリバウンド防止効果は得られないでしょう。
二重アゴを解消する脂肪溶解注射、おすすめはカベリン!
二重アゴを解消する脂肪溶解注射には、いくつかの種類があります。当院のおすすめは「脂肪溶解注射カベリン(顔やせ)」です。
二重アゴを解消するおすすめの脂肪溶解注射:脂肪溶解注射カベリン(顔やせ)
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脂肪溶解注射カベリン(顔やせ)は従来の脂肪溶解注射の中でも、デオキシコール酸濃度が5%と一番高いのが特徴。施術から3日ほどで効果を実感できます。また、痛みや腫れを抑える成分が配合されていることから、今までの脂肪溶解注射よりもダウンタイムが短く、より気軽に施術が受けられるようになりました。
さらに、脂肪の分解促進・体外排出を促すLカルニチンやアーティチョークエキスが配合されており、今までにない速度感で顔やせを目指せます。
脂肪溶解注射 カベリン(顔やせ)の詳細を見る
二重アゴを解消する方法2:顔の脂肪吸引
- 即効性を求めるなら、やっぱり脂肪吸引が一番効果的。皮下脂肪を特殊な吸引管(カニューレ)で取り除く、とてもポピュラーな痩身治療です。
二重アゴが気になる場合は、アゴ下の脂肪を吸引。すっきりとしたフェイスラインを目指します。
顔の脂肪吸引の施術方法
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消毒や麻酔をしてから、顔の脂肪を吸引します。当院では、数種類の麻酔や痛み緩和点滴などを用意していますので、痛みに弱い方は気軽にご相談ください。
施術直後は内出血や腫れを抑えるため、しばらく施術部位を圧迫・固定して院内で休憩します。麻酔がきれて落ち着いてきたら、施術終了です。
顔の脂肪吸引の詳細を見る
顔の脂肪吸引のメリット
顔の脂肪吸引には、さまざまなメリットがあります。
■一度の施術で効果を実感できます
顔の脂肪吸引は、カニューレで直接脂肪を取り除きます。そのため、効果を感じるまでに複数回の施術が必要な脂肪溶解注射などによる治療と比べて、たった一度の施術で効果を実感できます。
■リバウンド防止効果があります
脂肪細胞の絶対数は、成人するまでにほぼ決まっているといわれています。その脂肪細胞一つひとつが膨らんだりしぼんだりすることで、「太った」「やせた」という状態に。
顔の脂肪吸引ではカニューレで皮下脂肪を吸引し、脂肪細胞の絶対数を減らします。そのため、リバウンドのない顔やせを実現できるのです。
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■肌の引き締め効果があります
「脂肪吸引をすると肌がたるむのでは」と心配する方がいますが、実はその逆。脂肪吸引をおこなうと、肌が引き締まります。
なぜかというと、カニューレを挿入することで働く創傷治癒機能により、肌の深層のコラーゲンが増産されるため。コラーゲンが増産されることで、肌の引き締めやたるみ防止の効果が期待できます。
顔の脂肪吸引のデメリット
顔の脂肪吸引のデメリットは、以下の通り。
- ■小さな傷跡ができます
アゴ下の脂肪を吸引する場合、両耳の裏側とアゴ裏の部分からカニューレを挿入。その部分に傷跡ができます。ただ、傷の長さは約3mmほどと小さく、時間の経過とともに目立ちにくくなるので、安心してください。
- ■アフターケアが必要です
施術から1ヶ月間は、術後の腫れや内出血を少なくするため、フェイスバンドによる固定が推奨されています。面倒に感じたり、日常生活との両立に難しさを感じたりする場合があるでしょう。
- ■ダウンタイムがあります
術後は、腫れや内出血が1〜2週間ほど続く可能性があります。また、施術後2週間ほどすると肌が突っ張った感じがする場合も。ダウンタイムを少しでも短くするために、激しい運動や強いマッサージ、飲酒は2〜3週間ほど控えることが理想とされています。
二重アゴを解消する方法3:フェイスタイト
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フェイスタイトは、皮膚の外側と内側の両面からラジオ波を照射できる専用のハンドピースを使用して、真皮、皮下組織、皮下脂肪に3次元からアプローチすることによって、スキンタイトニング効果を最大限まで引き出すことが可能です。
皮膚の内面と外側のハンドピースに温度を自由に設定することが出来ます。それにより照射部位の確実なスキンタイトニング効果を得られます。具体的には約30~40%の皮膚の収縮効果があると言われています。
単体でお受けいただいても引き締め効果がありますが、顔の脂肪吸引と組み合わせていただくことでより効果を発揮します。
フェイスタイトの施術方法
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脂肪吸引と同様に、消毒や麻酔をしてから、フェイスタイトの施術を行います。
マシンのハンドピースについているカニューレ(針のようなもの)を皮膚内部に直接挿入して、皮膚の内側と外側の両面からラジオ波を照射することで効率的にスキンタイトニング効果が得られます。
施術直後は内出血や腫れを抑えるため、しばらく施術部位を圧迫・固定して院内で休憩します。麻酔がきれて落ち着いてきたら、施術終了です。
フェイスタイトの詳細を見る
フェイスタイトのメリット
- フェイスタイトは切開フェイスリフトなどの施術とは違い、メスにより皮膚を大きく切開する必要がないため、傷跡が小さく目立ちにくい、ダウンタイムが切開フェイスリフトに比べて大きなものにならないという利点があります。
過去に脂肪溶解注射を受けたけれど効果がなかった、骨切りや脂肪吸引をおこなって皮膚のたるみが気になる方におすすめです。
フェイスタイトのデメリット
- ■小さな傷跡ができます
こちらも脂肪吸引と同様、両耳の裏側とアゴ裏の部分からカニューレを挿入。その部分に傷跡ができます。ただ、傷の長さは約3mmほどと小さく、時間の経過とともに目立ちにくくなるので、安心してください。
■アフターケアが必要です
施術から1ヶ月間は、術後の腫れや内出血を少なくするため、フェイスバンドによる固定が推奨されています。面倒に感じたり、日常生活との両立に難しさを感じたりする場合があるでしょう。個人差がありますが、腫れやむくみ、違和感が気にならなくなるのが3ヶ月程度、フェイスラインが引き締まり、形が安定するのが6ヶ月程度といわれています。
■ダウンタイムがあります
術後は、腫れや内出血が1〜2週間ほど続く可能性があります。また、施術後2週間ほどすると肌が突っ張った感じがする場合も。ダウンタイムを少しでも短くするために、激しい運動や強いマッサージ、飲酒は2〜3週間ほど控えることが理想とされています。
フェイスタイトの症例写真
フェイスタイトの症例写真をご紹介します。
いずれもアゴのたるみや頬、口元のたるみが改善されていますね。引き締まった小顔になりました。
まとめ:二重アゴを解消して、360度どこから見ても笑顔美人に
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二重アゴを解消すれば、痩せて見えるだけなく、若く見えたり垢抜けて見えたりするなど多くの嬉しい効果があります。
脂肪溶解注射と脂肪吸引とフェイスタイト、アゴ下をすっきりさせる目的は一緒ですが、その特徴はまったく異なるもの。もしどの施術にすれば良いのか迷われたら、ぜひ当院のカウンセリングにお越しください。
より丁寧にそれぞれの特徴を説明し、ご納得いただいた上で施術を選択していただければと思います。私たちと一緒に、360度どこから見てもすてきな印象を与えるフェイスラインに、生まれ変わりましょう。