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人中短縮はどのくらいで完成する?6ヶ月後の経過と注意点とは?
- 更新日
- 2023.12.07
- 監修医師
- 医療法人社団有恒会 オザキクリニック 医師 外薗 優

鼻の下を短くすることで顔が小さく見え、引き締まった印象が期待できる「人中短縮(リップリフト)」。鼻の下の皮膚を数ミリ切除することで鼻と唇の距離を縮める、時間にして約1時間~2時間ほどの施術です。一見手軽な施術ですが、顔にメスが入るため、術後の経過が気になりますよね。
「傷跡が目立ったらどうしよう…」「もし顔の印象が変になったら…」
顔の施術は、どうしてもそんな不安がつきまとうはず。そこで人中短縮の術後の経過を、6ヶ月先まで一挙公開!写真付きで丁寧に解説します。合わせて詳しいダウンタイムや、セットで受けるとより効果が期待できる治療法もご紹介。正しい情報を得て、施術への不安を減らしましょう。
Contentsコンテンツ
人中短縮(リップリフト)の術後概要

- まずは、人中短縮の術後概要について解説します。
メイク ・洗顔:患部以外は、翌日から可能。患部は8日目(抜糸の翌日)から可能。
コンタクトレンズ:当日から可能。
シャワー・洗髪:翌日から可能。
入浴:施術後8日目(抜糸の翌日)から可能。
人中短縮(リップリフト)のダウンタイム

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人中短縮のダウンタイムについて、詳しくお伝えします。
患部の腫れや赤みは1週間程度続き、内出血は2週間程度続く場合も。そのため、術後1〜2週間はマスクを着けると良いでしょう。赤みは、1ヶ月ほど続く場合もあります。
また、傷跡は2週間目あたりから徐々に硬くなりはじめ、術後1ヶ月ほどで硬さがピークに達します。傷跡はおおむね4ヶ月ほどで落ち着いてきますが、完全に落ち着くには1年ほどかかるケースもあるでしょう。ただ、コンシーラーやファンデーションで十分カバーできるので、心配はありません。
人中短縮(リップリフト)の術後6ヶ月目までの経過
人中短縮の術後の経過写真を、6ヶ月後までご紹介します。モニター様は人中短縮と併用して、「口角挙上(スマイルリップ)」という口角を引き上げる施術と、「耳介軟骨移植」という鼻先をシャープに整える施術をされました。
施術前

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ご要望をおうかがいし、念入りなカウンセリングの末「人中短縮」「口角挙上」「耳介軟骨移植」の3つの施術を選択されたモニター様です。
施術直後

- 施術直後の様子です。人中短縮をした鼻下と口角挙上をした口角に縫合の形跡があり、耳介軟骨移植をした鼻はテープでしっかり固定しています。
施術から1週間後

- 1週間が経過した、抜糸後の様子です。鼻の傷跡は見えませんが、鼻下と口角の傷跡は少々赤みが目立ちます。抜糸の翌日からメイク可能なため、コンシーラー等で隠すのがおすすめです。
施術から1ヶ月後

- 施術から1ヶ月後の様子です。赤みもほとんど目立たず、メイクをすればほぼ気にならない状態になっています。
上唇の厚みや小鼻の広がりが見られますが、これは人中短縮後のむくみによる一時的な症状。時間の経過とともに、少しずつ治まってきます。
施術から3ヶ月後

- 施術から3ヶ月後の様子です。赤みはほとんどなく、傷跡も目立ちません。鼻の下が短くなり、口角が上がり、鼻先もシャープな印象になっています。
施術から6ヶ月後

- 施術から6ヶ月後の様子です。赤みや傷跡はほぼ消え、自然な形で印象が改善しています。上唇の厚みや小鼻の広がりも、きれいに治まりました。
施術前と術後6ヶ月の比較(正面)
施術前と術後6ヶ月の写真を、比較してみましょう。口角が上がり、鼻先がシャープな印象になっています。
施術前と術後6ヶ月の比較(横顔)
鼻下の皮下脂肪を取り除き、筋肉処理を丁寧におこなったため、鼻下の切除部分が盛り上がることもなく、きれいなCカールに仕上がりました。
鼻下を短くしたことで顔ののっぺりした印象がなくなり、顔が小さくなっているのも分かりますね。


人中短縮(リップリフト)は、「口角挙上(スマイルリップ)」とのセットがおすすめ!
口角拳上は、口を閉じた時もほほえんでいるような印象をもたらす、口角を引き上げる治療法です。口角の筋肉に直接アプローチすることで、唇の印象の大きな変化が期待できます。
人中短縮には上唇の引き上げ効果がありますが、口角まで引き上げられるわけではありません。そのため、よりバランスの良い華やかな口元を手に入れるためには、「口角拳上(スマイルリップ)」とセットで受けられるのがおすすめなのです!
口角挙上(スマイルリップ)の施術の流れ
口角の皮膚を切除

- 口角が上向きになるように皮膚の切除範囲をマーキング。局所麻酔を注入し、口角の皮膚を丁寧に切除します。
口角挙筋を短縮する

- 口角挙筋を縫合し、縮めて短縮。衰えていた口角挙筋が本来の働きを取り戻し、口角を自然に引き上げます。
縫合して唇の形を整える

-
唇のラインに沿って皮膚を縫合し、施術は終了です。
人中短縮と口角拳上の相乗効果で、上唇全体が上に引き上げられ、自然とほほえむ唇に改善されます。より大きな変化を得たい方におすすめです。
人中短縮(リップリフト)は、「耳介軟骨移植」とのセットもおすすめ!
人中短縮は、上記のモニター様のように、「耳介軟骨移植」とセットで受けることもできます。「耳介軟骨移植」は、鼻先を高くしたり、「だんご鼻」とよばれる丸い鼻先をシャープに整える治療法です。
自身の軟骨を移植して鼻先を高くすることができるため、プロテーゼなどの異物を挿入することに抵抗のある方に特におすすめ。プロテーゼのように飛び出たり、ズレたりするリスクも少ないため、安全性が高いのも魅力のひとつです。
耳介軟骨移植の施術の流れ
軟骨を取り出す

- まず耳の後ろの付け根部分を切開し、耳の軟骨の一部を切り取ります。
軟骨の形を調整

- 希望する鼻の形に合わせて、医師が軟骨の形を調整します。
鼻先に軟骨を固定

- 調整した軟骨を、鼻先に挿入して固定します。鼻の穴の内側を数ミリ切開して挿入するため、肌の表面に傷跡が残る心配はありません。
人中短縮(リップリフト)が適応外となる方について
人中短縮は、生まれつき鼻の下が長い方や、口周りの筋肉のたるみにより鼻下の皮膚が伸びてきた方などには、もちろんおすすめです。
ただし、笑った際に歯茎が見える「ガミースマイル」の方は、施術によりさらに歯茎が露出してしまう可能性が高いため、人中短縮はおすすめできません。カウンセリングにて、医師の適切な判断を仰ぎましょう。
人中短縮(リップリフト)傷跡を目立たなくさせる、当院のこだわり
鼻下はもともと傷跡が目立ちやすい部位。そのため、傷跡が目立ちにくくなるような工夫と配慮が必要です。
当院では、お客さま一人ひとりの顔立ちに合わせ、切除ラインを繊細にデザイン。鼻下の目立ちにくい部分に沿って切開をしていき、傷跡が目立ちにくくなるよう丁寧に縫合しています。
ほかにも、皮膚を切除するだけでなく皮下組織、口輪筋を適切に処理。口輪筋を鼻の根本部分の硬い組織にしっかり固定しています。そうすることで、皮膚に余計なテンションがかからず、後戻りを防ぐ効果が得られるのです。また、傷口が広がらないため、傷跡が目立たずきれいな仕上がりになります。
まとめ:人中短縮(リップリフト)で、理想のバランスを手に入れよう!
「のっぺりした顔に見える」「加齢で鼻下がたるんできた」そんな悩みを改善する治療法「人中短縮」。鼻下を短くすることで、バランスの良い整った顔立ちを目指せます。
口角拳上とセットで施術を受ければ、その効果はさらにアップ。口角の上がった上向き唇を手に入れることで、より明るい印象が期待できます。
お客さまにとって、どういった施術が向いているのか、一番理想を叶えられるのか。クリニックとして適切に判断しつつ、しっかりご要望を伺った上で、最適なご提案をさせていただきます。ぜひ一度、無料カウンセリングにお越しください。
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