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よりナチュラルにバストアップが実現!?ハイブリッド豊胸を徹底解説

更新日
2023.12.20
監修医師
医療法人社団有恒会 オザキクリニック理事長・羽村院 院長 小﨑 有恒

よりナチュラルにバストアップが実現!?ハイブリッド豊胸を徹底解説

豊かな胸に憧れる女性から注目を集めている豊胸方法のひとつに「ハイブリッド豊胸」というものがあります。バストアップをするなら、よりナチュラルな仕上がりにこだわりたいという人におすすめです。とはいえ、手術が必要という点には不安を感じている人もいることでしょう。この記事では、不安を解消するために、ハイブリッド豊胸について徹底的に解説します。

Contentsコンテンツ

1.ハイブリッド豊胸とは

1.ハイブリッド豊胸とは

ハイブリッド豊胸とは、シリコンバッグを挿入し、さらに脂肪を注入して覆う豊胸方法です。シリコンバッグを挿入するシリコンバッグ豊胸と患者本人の脂肪を注入するコンデンスリッチ豊胸(脂肪注入豊胸)を掛け合わせた施術なので、ハイブリッド豊胸と呼ばれています。シリコンバッグ豊胸の大きな問題点は、胸の脂肪量が少ない人に挿入すると、シリコンバッグの形が不自然に浮き出てしまう点です。

一方、コンデンスリッチ豊胸(脂肪注入豊胸)の場合、胸全体をバストアップするのに十分な脂肪量を身体の他の部位から採取できないと、2カップ以上の大きなバストアップはできないのが欠点でした。2つの豊胸方法を掛け合わせ、欠点を補い合うことによって、やせ型の人でも理想のサイズにバストアップできるようになったのです。

ハイブリッド豊胸で胸に注入する脂肪は、自分の身体から吸引したものですが、吸引したものをそのまま注入するのではありません。不純物を取り除いた後、純度の高い良質な脂肪だけを集めて胸に注入するので、定着率が高く効果も持続します。身体の余分な脂肪を吸引して使用するため、部分痩せも可能です。

2.シリコンバッグ豊胸術について

2.シリコンバッグ豊胸術について

シリコンバッグ豊胸術は、その名の通りシリコンバッグをバスト内に挿入する豊胸方法です。人工物のシリコンバッグを挿入するので、年月が経っても身体に吸収されることがありません。時間の経過に伴って体積が変化する心配がないという点は、シリコンバッグ豊胸術のよいところと言えるでしょう。しかし、胸の脂肪が少なすぎる場合などは、埋め込んだシリコンバッグの輪郭が浮き上がって見えることもあります。バッグ自体が破損してしまう可能性もゼロではありません。変形のリスクもあるため、定期的なメンテナンスが必要です。

また、挿入後、皮膚が硬くなったように感じられることもあります。これは、挿入したシリコンバッグの周りにできた膜が厚く硬くなるためで、体の防御反応のひとつです。傷が治る過程で起こる症状なので、3~6カ月ほど様子を見る必要があります。シリコンバッグは身体にとって異物なので、場合によってはアレルギー反応が起こることもあるでしょう。挿入の仕方次第では乳腺や乳頭に知覚異常が起こることもあり得ます。手術時には麻酔をするので、副作用や感染のリスクもないとは言えません。シリコンバッグを挿入したことによって、元々あった左右差が強調され、目につきやすくなることもありえます。

3.コンデンスリッチ豊胸(脂肪注入豊胸)術について

3.コンデンスリッチ豊胸(脂肪注入豊胸)術について

コンデンスリッチ豊胸(脂肪注入豊胸)術は、自分自身から採取した脂肪をバストに注入する豊胸方法です。ただし、採取した脂肪から不純物を取り除き、純度を高めたものを挿入します。自分自身の脂肪を注入するため、アレルギー反応の心配がないという点が最大のメリットです。胸にある脂肪と同じものを注入することになるので、触り心地もより自然になります。しかし、注入した脂肪がすべて生着するわけではありません。一部は身体に吸収されてしまうため、時間の経過とともに体積が減少してしまいます。また、注入した脂肪が壊死してしまうと、しこりや石灰化が起こり、皮膚の表面に凸凹が現れるおそれがあります。

乳腺や乳頭に知覚異常が起こりうることや、手術時の麻酔による副作用や感染のリスクがあることは、シリコンバッグを挿入する場合と同様です。傷が治る過程で皮膚が硬く感じられることもあります。その場合は、3~6カ月様子を見ましょう。人間の体は左右対称ではないため、胸についても多少は左右で形や大きさの差があります。脂肪の注入量を見誤ると、その左右差が強調されてしまう場合があります。

4.ハイブリッド豊胸はこんな人におすすめ!

4.ハイブリッド豊胸はこんな人におすすめ!

ハイブリッド豊胸は、シリコンバッグ豊胸術とコンデンスリッチ豊胸(脂肪注入豊胸)術のよい部分を活かしながら欠点を補った豊胸方法です。シリコンバッグだけに頼らない施術のため、ボリュームがほしいからといって無理に大きなシリコンバッグを挿入しなくても済みます。また、挿入したシリコンバッグを脂肪で覆うので、輪郭が浮き出ることもありません。よりナチュラルな見た目にしたい人や、より本物に近い自然な触り心地にしたい人におすすめの豊胸方法です。

また、従来のシリコンバッグ豊胸術やコンデンスリッチ豊胸(脂肪注入豊胸)術では難しかったケースでも、ハイブリッド豊胸なら理想のバストラインを作り出せます。たとえば、やせ型で余分な脂肪が少ない人の場合、大きなシリコンバッグを挿入することができません。コンデンスリッチ豊胸(脂肪注入豊胸)術のために十分な脂肪を採取することもできないので、大きなバストアップは難しいとされてきました。

しかし、ハイブリッド豊胸の場合は、やせ形で余分な脂肪が少ない人でも豊かな胸を手に入れることが可能です。従来の方法では難しかった4カップ以上のバストアップも、ハイブリッド豊胸なら実現できます。身体から採取した脂肪を胸に注入するので、バストアップと同時に痩身したい人にもおすすめの方法です。

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5.ハイブリッド豊胸のメリット

5.ハイブリッド豊胸のメリット

ハイブリッド豊胸は土台をシリコンバッグで作り、その周りを脂肪でカバーする方法です。従来の方法では難しかったことができるようになり、欠点もカバーできるようになりました。まず、希望の形にバストメイクできる点は大きなメリットだと言ってよいでしょう。土台になるシリコンバッグの形や大きさ、挿入する位置を決め、その周りにどのように脂肪を注入するかを決めます。より自然にバストアップできる点は、他の方法にはない魅力です。

また、従来の方法では理想の形にバストアップするのが難しかったやせ型の人でも、ハイブリット豊胸なら確実にバストアップできます。十分な大きさのバストアップも、より自然な形に仕上がるようになりました。効果も半永久的に維持されます。

6.ハイブリッド豊胸のデメリット

6.ハイブリッド豊胸のデメリット

メリットの多いハイブリット豊胸ですが、残念ながらデメリットがないわけではありません。シリコンバッグを挿入するので、シリコンバッグ豊胸術のデメリットのなかには、ハイブリット豊胸でも起こり得るものがあります。

たとえば、それなりの長さのダウンタイムが必要なことや、変形のリスクがあることなどです。シリコンバッグのみで同じボリュームの豊胸をする場合よりもシリコンバッグのサイズが小さくなるため、傷口は小さくなる可能性があります。しかし、挿入するための傷口はできるので、ダウンタイムが必要なことに違いはありません。また、身体が人工物を受け付けなければ、アレルギー反応を起こす可能性もあります。こちらもシリコンバッグのサイズにかかわらず起こりうるアクシデントです。

脂肪注入を行うので、コンデンスリッチ豊胸(脂肪注入豊胸)術のデメリットと共通している部分もあります。皮膚に凸凹ができたり、しこりが形成されたりする可能性があるという点です。ただし、オザキクリニックでは、患者自身の脂肪を吸引し、ピュアグラフトという特殊なフィルターを用いて不純物を取り除いたうえで胸に注入します。凸凹やしこりは形成されにくく、できた場合でも多くは時間の経過とともに身体に吸収されるので大きなデメリットにはなりません。

7.ハイブリッド豊胸の施術とは

ハイブリッド豊胸がどのように行われるのか、施術の流れがわからないうちは不安で受ける決心ができないという人もいることでしょう。ここからはハイブリット豊胸の施術がどのように行われるのか、簡単な流れを紹介します。

まずは自身の身体から吸引した、不純物を取り除いた純度の高い脂肪を注入し、土台作りを行います。

その後、シリコンパックを挿入してボリュームを出して行きますが、挿入方法は3つあり、それぞれ特徴が異なります。
乳腺下法は、大胸筋の上にシリコンバッグを挿入する方法です。腫れを抑えられる方法ですが、筋肉の上にシリコンバッグが乗っているため、筋肉に力を入れていなくてもシリコンバッグが目立ってしまうという欠点があります。
大胸筋下法は、大胸筋の下にシリコンバッグを挿入する方法です。胸のボリュームがない人に向いています。
大胸筋膜下法は、大胸筋と乳腺のあいだにある筋膜の内側にシリコンバッグを挿入する方法です。型崩れしにくいというメリットがあります。
このうち、オザキクリニックが採用している挿入方法は大胸筋下法という挿入方法のみです。

シリコンバッグ挿入後、自然な触り心地や滑らかなラインを実現するため、再度脂肪を注入し微調整を行います。
ここまでが通常の流れですが、オザキクリニックでは、術後にカプセル拘縮が起こるのを防ぐために、一晩ドレーンを無料で付け、血液や浸出液を排出させています。カプセル拘縮とは、挿入したシリコンバッグの周りに血液や浸出液が溜まり、バストが硬くなったり不自然な形になったりする症状です。オザキクリニックでは、さらに体内での炎症や拘縮を防ぐための薬を6カ月分処方しています。

7.ハイブリッド豊胸の施術とは"

ハイブリッド豊胸の詳細を見る

8.ハイブリッド豊胸の副作用

8.ハイブリッド豊胸の副作用

ハイブリッド豊胸を行っているクリニックは多いものの、どこで受けても同じというわけではありません。ハイブリッド豊胸には副作用があります。副作用に対する対策がしっかりされているかどうかによって、仕上がりが大きく違ってくるので、施術を受けるクリニックはよく検討して選びましょう。ハイブリッド豊胸の副作用として起こりうる症状には次のようなものがあります。

起こりうる副作用一例

起こりうる副作用一例

・腫れや内出血
術後2週間頃までに起こりやすい症状です。ただし、時間の経過とともに治まっていきます。

・シリコンバッグ周辺の違和感
バッグ周辺に空間があるような、ペコペコした感触を覚えることがあります。

・シリコンバッグの破損
安全に作られているものですが、強い力が加わればまれに起こることがあります。

・乳腺や乳頭の知覚異常
必ず起こるものではなく、起こる可能性がある症状です。

・手術時の麻酔による副作用や感染のリスク
豊胸手術に限らず、麻酔や切開を伴う手術では起こりうるリスクです。

・皮膚の違和感
皮膚が硬く感じられる症状です。時間の経過とともに軽減するので、3~6カ月は様子を見る必要があります。

・胸の左右差
挿入したシリコンバッグや脂肪注入によって、元々あった左右差が強調されるおそれがあります。

ハイブリッド豊胸で理想のバストを手に入れよう!

ハイブリッド豊胸は、より自然に近いバストを手に入れられる豊胸方法です。ただし、副作用もあるので、慎重に受けるクリニックを選びましょう。オザキクリニックのハイブリット豊胸は、ドクター2名体制で手術を行う点が特徴です。診察、執刀、術後のフォローも一貫対応しているので安心して受けられます。

理想のバストを手に入れたいなら、まずはオザキクリニックの無料カウンセリングを受けてみるのがおすすめです。

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この記事を監修した医師

小﨑 有恒

医療法人社団有恒会
オザキクリニック理事長・羽村院 院長 小﨑 有恒

オザキクリニック理事長兼、羽村院院長。1998年にオザキクリニックを開院。平成13年、当時まだ希少だった『フォトフェイシャル』を東京23区外で初めて羽村院に導入。さらに、『サーマクール』に代表される「切らない美容医療」をいち早く取り入れるなど、女性の深いニーズをつかみ、先を見据えた取り組みで美容医療界を率先。また内科・皮膚科医院であった経験をいかし、外見だけでなく体の内面にも働きかける独自の手法で、レーザー治療からホームケアまで多彩な治療を実践しています。

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2018年6月に改正・施行された「医療広告ガイドライン」を遵守し、当ページは医師免許を持ったオザキクリニックの医師監修のもと掲載しています。医療広告ガイドラインの運用や方針について詳しくはこちら、当院の在籍医師一覧はこちらをご覧ください。

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