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ハイブリッド豊胸のダウンタイムは?副作用やリスクについても、詳しく解説します

更新日
2023.12.20
監修医師
医療法人社団有恒会 オザキクリニック理事長・羽村院 院長 小﨑 有恒

ハイブリッド豊胸のダウンタイムは?副作用やリスクについても、詳しく解説します

豊胸バッグの挿入と自身の脂肪注入による豊胸を組み合わせた施術、「ハイブリッド豊胸」。 バッグの境界線の浮き上がりや不自然さを脂肪注入によってカバーでき、自然なバストアップと柔らかさが実現できる施術です。

ただ、手術をともなうためダウンタイムは必須。場合によっては、副作用が生じるリスクもあります。

この記事では、ハイブリッド豊胸により引き起こされるダウンタイムや副作用、リスクの可能性などをしっかり解説。正しい知識を身につけ、安心して施術を受けましょう。

Contentsコンテンツ

ハイブリッド豊胸のダウンタイムは?

ハイブリッド豊胸のダウンタイムは?

ハイブリッド豊胸身体にメスを入れ切開をおこない、人工物を挿入する施術です。そのため、ダウンタイムが必ずあります。一定期間ダウンタイムがとれない方には、不向きともいえるでしょう。

一般的なダウンタイムとしては、患部の腫れやむくみが約5日〜2週間程度続きます。内出血に関しては、2週間程度続く可能性も。また患部の皮膚が硬く感じたり、突っ張られる感じがすることがありますが、傷が治る過程で生じるものです。時間の経過とともに落ち着いていくため、ご安心ください。

ほかにも、施術の過程で一度筋膜を剥離させるため、乳輪や乳頭の皮膚の感覚が鈍くなり、自分の皮膚なのに触っている感じが分からなくなる「感覚麻痺」が一時的に生じます。個人差はありますが、1ヶ月~半年ほどで解消されることがほとんどです。

ハイブリッド豊胸の副作用やリスクは?

ここでは、ハイブリッド豊胸をおこなうと起こりうる副作用やリスクについて説明します。

ハイブリッド豊胸の副作用・リスク1:しこりや石灰化

ハイブリッド豊胸の副作用・リスク1:しこりや石灰化

注入した脂肪の生着率(移植した組織が施術後に機能している割合)が低いと、しこりや石灰化のリスクがあります。

たとえば注入する脂肪に不純物が多く混ざっている場合、脂肪に栄養が届かず脂肪細胞が壊死。大量の壊死が生じると、しこりや石灰化などの副作用が引き起こされてしまうのです。

当院ではそのリスクを最小限に抑えるため、ピュアグラフトという特殊なフィルターを用いて採取した脂肪の不純物を除去。脂肪細胞を傷つけることなく、生着率を高めています。

また、脂肪を一箇所に大量注入することによっても、脂肪が定着せずしこりや石灰化につながってしまいます。そのため当院では、均一に細かく脂肪を注入。そうすることでリスクを軽減し、安全なバストアップを目指しています。

ハイブリッド豊胸の副作用・リスク2:被膜拘縮(カプセル拘縮)

ハイブリッド豊胸の副作用・リスク2:被膜拘縮(カプセル拘縮)

バストが硬くなったり、不自然な形になってしまうことを「被膜拘縮(カプセル拘縮)」といいます。

バッグ挿入後に、血液や傷を治すために分泌される浸出液(傷の表面からにじみ出てくる体液)などが溜まることが原因です。

当院では被膜拘縮(カプセル拘縮)のリスク軽減のため、細い管を胸部に挿入して血液や浸出液を体外に排出する「ドレーン」を無料で提供しています。

少し手間に感じてしまうかもしれませんが、たった一晩「ドレーン」を付けるだけで、被膜拘縮(カプセル拘縮)の予防に効果を発揮。理想のバストに近づきます。

ハイブリッド豊胸の副作用・リスク3:バストの左右差が強調される

ハイブリッド豊胸の副作用・リスク3:バストの左右差が強調される

人の身体は、完全な左右対称であることは極まれです。バストも同じく、左右の形も大きさもまったく同じという方は、多くないのではないでしょうか。

もともと左右差があるバストに豊胸バッグを挿入すると、左右差がより目立つように感じられることがあります。

そのため当院では、左右で挿入するバッグの大きさを変えたり、脂肪の注入量を適宜調整。左右差のない、美しいバストづくりを目指しています。

ハイブリッド豊胸の副作用・リスク4:外部からの刺激や経年劣化による豊胸バッグの破損

ハイブリッド豊胸の副作用・リスク4:外部からの刺激や経年劣化による豊胸バッグの破損

近年、豊胸バッグは安全性・品質ともにとても優れています。それでも、外部からの刺激や経年劣化により、バッグが破損してしまうリスクはゼロではありません。

豊胸バッグが破損すると、バストの形が変形してしまったり、漏れ出た内容物による炎症や合併症のリスクもあります。

当院ではバッグが破損するリスクを最小限に抑えるため、万が一破損してもジェルが漏れ出しにくいMotivaシリーズの「Ergonomix2(エルゴノミックス2)」など、安全性に優れたものを使用。リスクの軽減に努めています。

そもそもハイブリッド豊胸とは?

そもそもハイブリッド豊胸とは?

「ハイブリッド豊胸」とは、豊胸バッグの挿入と自身の脂肪注入による豊胸を組み合わせた施術のこと。

バッグでしっかりボリュームアップしつつ、バッグの縁など形が浮き出てしまったり、不自然さが目立つ部分に脂肪を注入するので、自然な仕上がりと柔らかさを実現できます。脂肪は自身のお腹や太ももから採取するため、大きな変化ではありませんが痩身効果も期待できるでしょう。

痩せていて脂肪が多く取れない方や、豊胸バッグの不自然な境界が気になる方、2カップ以上バストアップしたい方などにおすすめです。

ハイブリッド豊胸の詳細を見る

ハイブリッド豊胸は、このような方におすすめ

  • 確実にバストアップしたい
  • 豊胸バッグの不自然な境界が気になる
  • バストアップと痩身を同時にしたい
  • まるで本物のような自然な手触りにしたい
  • 術後のアフターフォローまでしっかりしてほしい

バストアップ以外に期待される効果

バストラインのハリアップ
豊胸バッグの挿入と脂肪注入によって、皮膚が引き締まりバストラインにハリが生まれます。

左右差のバランス調整
胸の左右差が気になる場合、豊胸バッグの大きさを左右で変える、脂肪の注入量を左右で変えるなどの微調整も可能です。

当院がおこなうハイブリッド豊胸のこだわり

当院では豊胸バッグを挿入する際、傷跡を最小限に抑える「ケラーファンネル」を使用。ワキの下から挿入するため、傷跡はほとんど目立ちません。

また大胸筋の下に挿入するため、乳腺に影響がなく授乳も可能となります。ただ、妊娠中の方、授乳中の方はバストの大きさが変化することが考えられるため、卒乳後に施術をおこなうのがおすすめです。

当院がおこなうハイブリッド豊胸のこだわり

当院では豊胸バッグの種類、脂肪注入の方法を、お好みに合わせて選択することもできます。カウンセリングでご希望をぜひお伝えください。お客様一人ひとりに合わせた、最適な方法をご提案します。

また、診察・執刀・術後フォローまで、一貫して同じ医師が担当いたします。手術時には、お客さまの安心・安全を考慮し、麻酔科の専門医師と施術担当医との2名体制で、お客さまの状態管理を行いますのでリラックスして施術をお受けいただけます。

ハイブリッド豊胸の術後の詳細

術後の詳細は以下のとおりです。なるべく清潔にし、安静を保つことで経過が良好になります。

シャワー・洗髪
術後3日目から可能(施術部位を濡らさない)
入浴
施術から8~11日後(抜糸の翌日)から可能
サポーターによる固定
術後1ヶ月程度の着用を推奨
ブラジャーの着用
術後1ヶ月程度は控える

ハイブリッド豊胸の術後の注意事項

ハイブリッド豊胸の術後の注意事項

術後は抗生剤などの内服薬を処方します。感染症や抗炎症防止のために、必ず服用してください。内服中は、飲酒・喫煙を控えましょう。

また、腫れや炎症を強めるおそれがあるため、激しい運動やワキ・腕の強いマッサージは、2~3週間ほど控えてください。

ダウンタイム中、不安に思ったら

ダウンタイム中、不安に思ったら

もしダウンタイム中に不安に思うことがあれば、まずは施術を受けたクリニックに相談しましょう。そこで診察が必要かどうか判断してもらい、医師の指示に従ってください。

オザキクリニックでは、施術の翌日にドレーンを除去するためにご来院いただきます。また、施術から7日後に抜糸のためご来院いただくタイミングがあります。その際、何か不安なことや経過に関してご質問があれば、カウンセラー、医師にご相談ください。

もちろん、それ以外のタイミングでお問い合わせいただいても構いません。

まとめ:ハイブリッド豊胸で、自然なバストアップを目指そう

ハイブリッド豊胸はバッグ挿入と脂肪注入のメリット両方を取り入れた、夢のような施術です。ダウンタイムはもちろんありますし、副作用が出てしまうリスクもありますが、経験豊富な医師のもとで施術を受ければ、理想の美しいバストが手に入ります。

当院ではカウンセリングでしっかりとご要望を伺い、お客様のバストに一番適した豊胸術をご提案しています。ぜひ一度、無料カウンセリングにお越しください。私たちと一緒に、より自信がもてる理想のバストを手に入れましょう。

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この記事を監修した医師

小﨑 有恒

医療法人社団有恒会
オザキクリニック理事長・羽村院 院長 小﨑 有恒

オザキクリニック理事長兼、羽村院院長。1998年にオザキクリニックを開院。平成13年、当時まだ希少だった『フォトフェイシャル』を東京23区外で初めて羽村院に導入。さらに、『サーマクール』に代表される「切らない美容医療」をいち早く取り入れるなど、女性の深いニーズをつかみ、先を見据えた取り組みで美容医療界を率先。また内科・皮膚科医院であった経験をいかし、外見だけでなく体の内面にも働きかける独自の手法で、レーザー治療からホームケアまで多彩な治療を実践しています。

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