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「脂性肌にはミントティーが効く」は本当?SNSで話題の美容法を医学的に解説
- 更新日
- 2026.06.06
- 監修医師
- 医療法人社団有恒会 オザキクリニック目黒祐天寺院 院長 朽木 律子

「脂性肌が改善した」「ニキビが減った」——
近年、SNSを中心に「ミントティー美容」がたびたび話題になっています。
特に「スペアミントティー(Spearmint Tea)」は、
海外の美容コミュニティやTikTok、Redditなどでも「ホルモン性ニキビに良い」として注目されており、日本でも「脂性肌 ミントティー 効果」と検索する方が増えています。
一方で、
● 本当に医学的根拠はあるのか
● どんな脂性肌に向いているのか
● 飲んでも改善しない場合はどうすればいいのか
というところまでは、あまり詳しく語られていません。
今回は、ミントティーと脂性肌の関係を医学的観点から整理しながら、改善しない場合に検討したい美容医療についても解説します。
Contentsコンテンツ
そもそも脂性肌はなぜ起こる?
脂性肌(オイリー肌)は、皮脂分泌が過剰な状態を指します。
原因は一つではなく、主に以下が関係します。

- ● 男性ホルモン(アンドロゲン)の影響
● 遺伝的な皮脂分泌量
● ストレスや睡眠不足
● 糖質・乳製品中心の食生活
● 間違ったスキンケア
● インナードライ(乾燥による皮脂過多)
特に「大人ニキビ」や「フェイスラインの繰り返すニキビ」では、ホルモンバランスの影響が関与しているケースも少なくありません。
SNSで話題の「ミントティー」はなぜ脂性肌に良いと言われるのか

- 話題になっているのは、主に「スペアミントティー」です。
スペアミントには、抗炎症作用・抗酸化作用に加え、「抗アンドロゲン作用」が示唆されています。
アンドロゲン(男性ホルモン)は皮脂分泌を促進するため、この作用によって皮脂が抑えられる可能性があるのでは、と考えられています。
実際、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の女性を対象にした研究では、スペアミントティー摂取によるアンドロゲン低下が報告されています。
また、緑茶などに含まれるポリフェノールにも皮脂抑制や抗炎症作用がある可能性が示唆されています。
ただし、「脂性肌に確実に効く」とまでは言えない

ここが非常に重要です。
現在のところ、
「スペアミントティーで脂性肌が医学的に改善すると断定できるほどの強いエビデンス」
は十分ではありません。
実際、レビュー論文や皮膚科系解説でも、
- 作用機序としては理論的に可能性がある
- 一部で改善報告はある
- ただしエビデンスは限定的
という位置づけです。
SNSでは「劇的に改善した」という声も多く見られますが、逆に「全く変わらなかった」というケースもあります。
つまり、
- ホルモン要因が強い脂性肌
- フェイスライン中心の大人ニキビ
- 女性の周期性ニキビ
では一定の変化を感じる方がいる一方、すべての脂性肌に有効とは限りません。
ミントティーを飲んでも改善しない理由
皮脂腺そのものが活発

- もともとの皮脂分泌量が多いタイプでは、飲み物だけで大きく改善することは難しい場合があります。
「乾燥」が原因になっている

- 脂性肌だと思っていても、実は乾燥による皮脂過多(インナードライ)というケースも少なくありません。
洗顔のしすぎやアルコール系スキンケアによって、逆に皮脂分泌が増えていることがあります。
ニキビ菌・炎症が進行している

- 皮脂だけでなく、
● 毛穴詰まり
● アクネ菌増殖
● 炎症
が進んでいる場合は、皮脂コントロールだけでは不十分です。
皮脂分泌が強い方には「スキンボトックス」という選択肢も
ミントティーを続けても改善が乏しい場合、
美容医療では「スキンボトックス」を選択するケースがあります。

- スキンボトックスは、浅い層へ微量のボツリヌストキシン製剤を注入することで、
● 皮脂分泌抑制
● 毛穴改善
● テカリ軽減
● 化粧崩れ改善
などを目的に行う施術です。
特に、
● Tゾーンのテカリ
● 鼻周囲の皮脂
● 夏場のメイク崩れ
● 脂性肌由来のニキビ
に悩む方では、満足度が高い治療の一つです。
ミントティーのような「体質改善的アプローチ」とは異なり、皮脂腺へ直接アプローチできる点が特徴です。
できてしまったニキビには「小林式ニキビ治療法」
脂性肌が続くと、繰り返し炎症性ニキビができる方も少なくありません。

- 特に、
● 同じ場所に繰り返す
● 赤ニキビが長引く
● 内出血のように残る
● クレーター化しやすい
という場合は、炎症を早めに抑えることが重要です。
当院では、炎症性ニキビに対して「小林式ニキビ治療法」を導入しています。
ニキビは単純に塗り薬だけで改善するとは限らず、
● 毛穴内の炎症
● 皮脂
● 膿
● 繰り返す慢性炎症
まで考慮した治療設計が重要です。
「なかなか治らないニキビを繰り返している」という方は、一度専門的な診断を受けることをおすすめします。
脂性肌が改善しても、ニキビ跡は残ることがある
ここも見落とされがちなポイントです。
皮脂が改善しても、
- クレーター
- 凹凸
- 赤み
- 毛穴開き
は自然に消えないケースがあります。
特に炎症が深かったニキビは、真皮の線維組織が癒着し、凹みとして固定化されてしまいます。
クレーター状ニキビ跡には「サブシジョン」
サブシジョンは、ニキビ跡の下にある「癒着」を針で剥離する治療です。

- 特に、
● ローリング型
● 引きつれ感のある凹み
● 深いクレーター
で効果を発揮しやすい施術です。
「レーザーだけでは改善しきれなかった」という方でも、サブシジョンを組み合わせることで改善するケースがあります。
ニキビ跡・開き毛穴、肌質改善には
「Fotonaフラクショナルレーザー」
脂性肌由来の毛穴開きや浅いニキビ跡には、Fotonaフラクショナルレーザーも選択肢になります。

- レーザーを照射し、肌の再生を促すことで、クレーター状のニキビ跡を改善させる効果が見込めます。
● コラーゲン再構築
● クレーター状のニキビ跡
● 毛穴の開きや肌のごわつきを改善
などを目指す治療です。
「皮脂は落ち着いたけれど、肌の凹凸感が残る」という方に適しています。
まとめ
ミントティーは「補助的」には期待できるが、限界もある

スペアミントティーには、抗アンドロゲン作用などから脂性肌改善の可能性が示唆されています。
ただし、現時点ではエビデンスは限定的であり、
- すべての脂性肌に効くわけではない
- 改善幅には個人差が大きい
- ニキビ跡までは改善できない
という点は理解しておく必要があります。
もし、
- ミントティーを試しても改善しない
- 皮脂やテカリが強い
- ニキビを繰り返す
- ニキビ跡が残っている
という場合は、原因に合わせた美容医療を組み合わせることで、より効率的な改善が期待できます。
お悩みの方はぜひ一度無料カウンセリングへお越しくださいね。
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