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小鼻縮小だけおこなうと、鼻のバランスが悪くなってしまう?人中短縮を併せるのがおすすめ!

更新日
2023.12.18
監修医師
医療法人社団有恒会 オザキクリニック理事長・羽村院 院長 小﨑 有恒

小鼻縮小だけおこなうと、鼻のバランスが悪くなってしまう?人中短縮を併せるのがおすすめ!

「小さな鼻の穴に憧れる」
「横に広がった鼻の穴を整えたい」
「鼻の穴を見えにくくしたい」

そんな願望を叶える手段のひとつ、「小鼻縮小」。鼻の穴を小さく、すっきりと見せる効果が期待できるため、小鼻にコンプレックスを抱く人から人気の施術です。

しかし小鼻縮小は、「小鼻だけ手術するとバランスがおかしくなる」といった噂を耳にすることがあります。

この記事では、小鼻縮小の施術概要や鼻のバランスが悪くなってしまう可能性、対処法などについて解説していきます。

Contentsコンテンツ

小鼻縮小とは?

小鼻縮小は、別名「鼻翼縮小」とも呼ばれ、小鼻と鼻翼は同義語。小鼻部分を切除して、鼻の穴が希望のサイズに見えるようバランスを整える施術です。

横に広がった小鼻を縮小したり、小鼻側面の張り出しを改善したり、左右差を解消したりする効果があります。

オザキクリニックでは、主に3つの術式を用いて小鼻縮小をおこなっています。

小鼻縮小の術式1:外側法

小鼻縮小の術式1:外側法

小鼻の幅が狭く、張り出しが大きい方は、外側法が適用となるケースが多いです。

図の赤いエリア(小鼻の根元)を切除することによって、小鼻の張り出しを解消。傷跡は根元に沿うためほとんど目立たず、美しく仕上げられます。

小鼻縮小の術式2:内側法

小鼻縮小の術式2:内側法

小鼻の幅が広く、張り出しがあまり無い方には、内側法がおすすめ。図の赤いエリアを切除し、小鼻の幅を縮小させます。

こちらも傷跡は内側と根元に沿うため、ほとんど目立ちません。

術式3:外側法+内側法

術式3:外側法+内側法

小鼻の幅が広く、尚且つ張り出しが大きい方には、外側法と内側法を併用して対応。図の赤いエリアを切除して、小鼻全体を縮小させます。

切除エリアは広くなりますが、高い効果が得られます。傷跡もほとんど目立ちません。

小鼻縮小だけおこなうと、鼻の形が悪くなってしまう?

小鼻を小さくすると、鼻の形が悪くなってしまうのか?バランスが崩れてしまうのか?といった不安を抱く方は、少なくありません。

たとえば元々団子鼻の方の場合、小鼻の横幅が縮小することで、鼻尖(鼻先)の太さを強調してしまうことがあります。そのため、場合によっては「耳介軟骨移植」など、鼻先の高さを出す施術も併せておこなう提案をすることもあります。

また、元々の鼻の形にもよりますが、場合によっては小鼻縮小を単体でおこなうことで、小鼻の付け根が下垂してしまうことも(小鼻を手で押さえたイメージ)。ほかにも、切除する位置の関係で傷跡が段差になってしまうリスクもあります。

小鼻の付け根が下垂するイメージ、段差になってしまうイメージ

小鼻の付け根の位置を下げずに小鼻の広がりを抑えたい場合、小鼻縮小と人中短縮の併用がおすすめです。

人中短縮とは?

人中短縮」は、鼻の下を切開して余剰な皮膚を切除することで、鼻の下を短くし、顔のバランスを整える手術です。また、鼻下全体を引き上げることで、唇が上向きになる効果も。そのため、立体的な美しい唇になることも期待できます。

人中短縮とは?

小鼻縮小と人中短縮を一緒におこなうメリットは?

小鼻縮小人中短縮を併用するメリットは、以下の通りです。

メリット1:鼻のバランスが整う

小鼻の付け根の位置が上がることで、相対的に鼻柱が下がるため、正面から鼻の穴が見えにくくなります。また、ACRと呼ばれる小鼻の付け根と鼻柱の3点を結んでできる三角形のバランスも、整うことが多いです。

ACRが整っている図、整っていない図

メリット2:傷跡が目立ちにくくなる

小鼻の切除と同時に人中の切除もおこなうため、傷跡が鼻の内側に入り込み、傷跡が見えにくくなります。また、傷跡が段差になるリスクも抑えることが可能です。

小鼻縮小のみをおこなうかどうかは、プロによる診断が一番安心

ベストな小鼻のサイズはなく、一人ひとりの鼻の形や高さなどによって変わってきます。場合によっては「小鼻縮小人中短縮」のように組み合わせ治療をした方が、イメージに近いバランスの鼻に仕上がることも。

当院ではカウンセリング時に下記のような項目を確認した上で、最適な術式を提案しています。

・小鼻の幅
・小鼻の張り出し具合
・鼻の穴の大きさや形
・小鼻の左右差
・鼻先の幅とのバランス
・人中の長さ

「メスを入れるのに抵抗がある」「ダウンタイムの時間がとれない」といった方には、注入治療だけで小鼻の張り出しを改善させる「ボトックス(小鼻)」の施術も可能です。

もし鼻の形に悩まれていたら、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。術後に後悔することがないよう、あらゆるケースを想定しながら誠心誠意対応いたします。

小鼻縮小の詳細を見る

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この記事を監修した医師

小﨑 有恒

医療法人社団有恒会
オザキクリニック理事長・羽村院 院長 小﨑 有恒

オザキクリニック理事長兼、羽村院院長。1998年にオザキクリニックを開院。平成13年、当時まだ希少だった『フォトフェイシャル』を東京23区外で初めて羽村院に導入。さらに、『サーマクール』に代表される「切らない美容医療」をいち早く取り入れるなど、女性の深いニーズをつかみ、先を見据えた取り組みで美容医療界を率先。また内科・皮膚科医院であった経験をいかし、外見だけでなく体の内面にも働きかける独自の手法で、レーザー治療からホームケアまで多彩な治療を実践しています。

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