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【皮膚科医師監修】毛穴をなくす方法とは?毛穴が目立つ原因とタイプ別の改善方法を解説
- 更新日
- 2026.09.29
- 監修医師
- 医療法人社団有恒会 オザキクリニック目黒祐天寺院 院長 朽木 律子
「毛穴をなくしたい」「ファンデーションを塗っても毛穴が目立つ」「鼻や頬の毛穴が気になる」など、毛穴に関する悩みは多くあります。
しかし、毛穴は皮膚に存在する構造の一つであり、完全になくすことはできません。大切なのは、毛穴そのものを消すことではなく、毛穴が目立っている原因を見極め、目立ちにくい状態を目指すことです。
毛穴が目立つ原因には、皮脂や角栓、乾燥、肌のハリ低下など、さまざまな要因があります。原因によって適したケアも異なるため、まずは自分の毛穴の状態を知ることが重要です。
Contentsコンテンツ
毛穴が目立つのはなぜ?

毛穴は、皮脂腺や毛包などと関係する皮膚の構造です。毛穴そのものは誰にでもありますが、皮脂の分泌量や角化、肌の状態などによって見え方が変わります。
特に毛穴が目立つ原因として、以下が挙げられます。
- 皮脂の過剰分泌
- 角栓や汚れによる毛穴の詰まり
- 紫外線などによる肌へのダメージ
- 乾燥によるキメの乱れ
- 加齢に伴う肌のハリ・弾力の低下
- ニキビなどによる炎症
例えば、皮脂の分泌が多い状態では毛穴に皮脂がたまりやすくなります。毛穴の出口が詰まることで、角栓が形成されることもあります。ニキビも、皮脂の分泌増加や毛穴の詰まりから始まることが知られています。
つまり、「毛穴が目立つ」という同じ悩みでも、原因は一つとは限りません。
毛穴にはどんなタイプがある?
毛穴の状態を大きく分けると、次のようなタイプがあります。
詰まり・黒ずみ毛穴

- 鼻や小鼻などに白っぽい角栓や黒いポツポツが見える場合は、毛穴の詰まりが関係している可能性があります。
皮脂や角質などが毛穴にたまり、毛穴の出口が開いた状態になると、内容物が酸化して黒っぽく見えることがあります。
いわゆる「いちご鼻」も、このタイプの毛穴悩みとして挙げられます。
開き毛穴

- 頬や鼻周辺の毛穴が丸く開いて見える場合は、皮脂分泌や肌の状態などが関係していることがあります。
特に皮脂の分泌が多い方では、毛穴が目立ちやすくなる傾向があります。
たるみ毛穴

- 頬の毛穴が縦長や楕円形に見える場合は、肌のハリや弾力の低下が関係している可能性があります。
年齢とともに肌の弾力が低下すると、毛穴周辺の皮膚も影響を受け、毛穴が以前より目立って見えることがあります。
ニキビ・肌荒れに伴う毛穴悩み

- ニキビなどの炎症がある場合には、毛穴そのものだけでなく、赤みやニキビ跡、凹凸などによって肌全体が不均一に見えることがあります。
この場合は、毛穴だけをケアするのではなく、ニキビや炎症の治療を含めて考える必要があります。
毛穴を目立たなくするためのセルフケア
毛穴をなくすために、まず見直したいのが毎日のスキンケアです。
洗顔はこすらない

- 皮脂や汚れを落とそうとして、強い力で洗顔するのは避けましょう。
洗顔時の摩擦などによって肌に刺激が加わると、肌状態が乱れて毛穴が目立って見えることがあります。
洗顔料をよく泡立て、肌を強くこすらず、ぬるま湯で洗い流すことを意識しましょう。
米国皮膚科学会(AAD)も、毛穴を目立ちにくくするためのケアとして、肌を刺激しにくい洗顔やノンコメドジェニック製品の使用を推奨しています。
保湿を継続する

- 「毛穴が気になるから保湿は控える」という方もいますが、肌の乾燥も毛穴を目立たせる要因の一つです。
洗顔後は化粧水や乳液、クリームなどを使用し、肌の状態に合わせて保湿しましょう。
紫外線対策をする

- 紫外線による肌へのダメージは、長期的な肌の状態にも影響します。
肌のハリが低下すると毛穴が目立って見えることがあるため、日頃から日焼け止めなどを使用し、紫外線対策を行うことが大切です。AADでも、毛穴を目立ちにくくするケアとして日焼け止めの使用が推奨されています。
毛穴を無理に押し出さない

- 角栓や黒ずみが気になるからといって、指や器具などで毛穴の内容物を無理に押し出すことはおすすめできません。
強い刺激によって肌に炎症を起こしたり、状態を悪化させたりする可能性があります。
ニキビについても、日本皮膚科学会は自己判断で潰すことで炎症が悪化する可能性があると説明しています。
セルフケアだけで毛穴が改善しない場合は?
毎日のスキンケアを見直しても毛穴が気になる場合は、美容皮膚科で相談する方法もあります。
美容皮膚科では、毛穴の状態や肌質などを確認したうえで、ピーリングやレーザー・光治療や水光注射など、状態に応じた治療が検討されます。
ただし、すべての毛穴に同じ治療が適しているわけではありません。
例えば、毛穴の詰まりが主な悩みなのか、皮脂分泌が気になるのか、肌のハリ低下によって毛穴が目立っているのかによって、検討する治療は変わります。
そのため、「毛穴に効く治療を一つ受ければよい」と考えるのではなく、毛穴が目立つ原因を確認して治療方法を選択することが重要です。
毛穴の悩みにおすすめな美容皮膚科の治療
毛穴の悩みは、詰まりや黒ずみ、皮脂による開き、肌のハリ低下によるたるみ毛穴など、原因によって適したアプローチが異なります。
美容皮膚科では、毛穴の状態だけでなく、肌質や皮脂量、ニキビの有無なども確認したうえで、ピーリングやレーザー・光治療や水光注射などから適した治療を検討します。
角栓や黒ずみが気になる場合

- 毛穴の詰まりや黒ずみが気になる場合には、肌表面の古い角質などにアプローチするケミカルピーリングなどが選択肢となります。
ケミカルピーリングは、薬剤を肌に塗布し、皮膚表面の角質などに作用させる治療です。毛穴の詰まりだけでなく、ニキビなどの治療に用いられることもあります。
ただし、黒ずみの原因が角栓だけとは限らないため、毛穴の状態を確認したうえで治療方法を選択することが重要です。
毛穴の開きや皮脂が気になる場合

- 皮脂の分泌が多く、鼻や頬などの毛穴が目立つ場合には、レーザー・光治療などの機器を用いた治療が検討されることがあります。
レーザーや光を利用した治療にはさまざまな種類があり、毛穴だけでなく、肌の色調や質感など、複数の肌悩みに対して使用されるものもあります。
どの治療が適しているかは、毛穴の状態や肌質によって異なるため、診察によって治療方法を選択します。
たるみ毛穴が気になる場合

- 頬の毛穴が縦長や楕円形に見える場合は、肌のハリや弾力の低下が毛穴を目立たせている可能性があります。
このようなたるみ毛穴では、毛穴だけにアプローチするのではなく、肌のハリや弾力など、周囲の皮膚の状態を含めて治療を検討することが大切です。
肌の状態に応じて、肌質改善や引き締めを目的とした治療などが選択肢となる場合があります。
ニキビや肌荒れと毛穴が気になる場合

- 毛穴の詰まりに加えてニキビや肌荒れがある場合には、毛穴だけを対象とするのではなく、ニキビや炎症の状態を含めて治療することが重要です。
ニキビでは、毛穴に皮脂や角質が詰まることが発症のきっかけの一つとなるため、症状に応じて外用薬や内服薬、皮脂腺を破壊する治療などが検討されます。
毛穴とニキビの両方が気になる場合は、自己判断で角栓を取り除こうとするのではなく、皮膚科で肌の状態を確認してもらうとよいでしょう。
毛穴の状態に合わせて治療を選択することが大切
「毛穴をなくしたい」と思っても、すべての毛穴に同じ治療が適しているわけではありません。
角栓や黒ずみ、皮脂による毛穴の開き、たるみ毛穴、ニキビに伴う毛穴など、毛穴が目立つ原因によって必要なアプローチは異なります。
美容皮膚科では、毛穴の見え方だけでなく、肌質や皮脂量、年齢による変化なども含めて状態を確認し、適した治療を検討します。
また、治療の種類によってダウンタイムやリスク、必要な回数なども異なります。毛穴治療を検討する際は、期待できる変化だけでなく、治療内容や注意点についても医師に確認することが大切です。
「毛穴をなくす方法」で大切なのは原因に合わせること

毛穴を目立ちにくくするためには、まず自分の毛穴がなぜ目立っているのかを考えることが大切です。
例えば、
角栓・黒ずみが気になる
→ 洗顔や保湿などのスキンケアを見直し、必要に応じて詰まりへの治療を検討
皮脂が多く毛穴が目立つ
→ 洗顔・保湿・紫外線対策を基本に、皮脂やニキビへの治療を検討
頬の毛穴が縦長に見える
→ 肌のハリや弾力の低下など、毛穴以外の要因も含めて相談
毛穴と一緒にニキビも気になる
→ 毛穴だけではなく、ニキビそのものの治療を優先
というように、毛穴の状態によってアプローチを変える必要があります。
毛穴を完全になくすことはできる?

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結論として、毛穴そのものを完全になくすことはできません。
毛穴は皮膚に存在する構造であり、皮脂腺などとも関係しています。そのため、「毛穴を消す」というよりも、毛穴が目立ちにくい肌状態を目指すことが現実的です。
また、毛穴の見え方は皮脂量、肌の乾燥、ハリ、角質の状態などによって変化します。
一時的なケアだけで判断するのではなく、日々のスキンケアを継続しながら、自分の毛穴のタイプに合った方法を選択することが大切です。
毛穴をなくす方法についてよくある質問
Q. 毛穴パックで毛穴はなくなりますか?
毛穴パックなどで一時的に角栓を取り除いても、毛穴そのものがなくなるわけではありません。
頻繁に使用したり、強い力で角栓を取り除こうとしたりすると、肌への刺激になる可能性があります。
Q. 冷水で洗顔すると毛穴が引き締まりますか?
冷水によって一時的に肌の見え方が変化することはありますが、毛穴そのものを恒久的に小さくする方法とはいえません。
毛穴が気になる場合は、温度だけに注目するのではなく、洗顔方法や保湿、紫外線対策などを含めてスキンケア全体を見直しましょう。
Q. 毛穴治療は1回で改善しますか?
治療の種類や毛穴の状態によって異なるため、一概にはいえません。
肌質や症状、治療への反応には個人差があるため、診察時に適切な治療回数や間隔について相談することをおすすめします。
まとめ

「毛穴をなくす方法」を探している方は多いものの、毛穴そのものを完全になくすことはできません。
重要なのは、毛穴が目立っている原因を見極め、状態に合わせたケアを行うことです。
まずは、洗顔時に肌をこすりすぎない、適切に保湿する、紫外線対策を行うなど、基本的なスキンケアを継続しましょう。
それでも毛穴が気になる場合は、毛穴のタイプや肌状態によって適した治療が異なるため、美容皮膚科で相談することも選択肢の一つです。
お悩みの際にはぜひ、オザキクリニックの無料カウンセリングへお越しください。お客様一人ひとりのお悩みにあわせた治療のご提供や日頃のスキンケア方法までご提案いたします。
この記事を監修した医師

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医療法人社団有恒会
オザキクリニック目黒祐天寺院 院長-
【経歴】
- 2003年
- 和歌山県立医科大学医学部医学科 卒業
- 2003年
- 和歌山県立医科大学附属病院 勤務
- 2005年
- 共立美容外科和歌山病院 勤務
- 2006年
- 和歌山や京都の美容皮膚科クリニックにて院長に就任
- 2013年
- 赤坂ビューティークリニック 勤務
- 2014年
- オザキクリニック 勤務
- 2015年
- オザキクリニック 目黒祐天寺院院長 就任
- 【所属学会・保有資格】
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・サーマクール認定医
・高濃度ビタミンC点滴療法認定医(フェロー会員取得)
・ジュビダ―ム ビスタ認定医
・ボトックス ビスタ認定医
・化粧品成分検定1級取得
・産業医
・日本抗加齢医学会
・日本香粧品学会
・日本美容皮膚科学会
・日本再生医療学会
・点滴療法研究会
・日本性機能学会
・女性診療プラクティショナー
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