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PDRNとPNの違いとは?美容医療で選ばれる理由
- 更新日
- 2025.06.10
- 監修医師
- 医療法人社団有恒会 オザキクリニック目黒祐天寺院 院長 朽木 律子
再生医療成分「PDRN」と「PN」の違い、知っていますか?美容医療の現場で注目されている再生系成分「PDRN(ピーディーアールエヌ)」と「PN(ピーエヌ)」。どちらも“肌を育てる”とされる有効成分ですが、それぞれ性質や効果が異なります。この記事では、美容クリニックの視点からPDRNとPNの違いをわかりやすく解説し、なぜPN注射が人気なのかをご紹介します。
Contentsコンテンツ
オザキクリニック 目黒祐天寺院 院長 朽木律子-
PDRNとPN、その成分の違いについて、美容皮膚科医が詳しく解説します!
PDRNとPNって何?
PDRNとは?

- PDRNは、サーモンの精巣から抽出されるDNAの一部。損傷した細胞の修復や再生を促進し、肌のターンオーバーや炎症の鎮静に役立つ成分です。火傷や外傷の治療にも使われています。
- 分子量が小さい
- 表皮になじみやすい
- 持続時間は24〜48時間
化粧品にもよく配合されていますが、塗布した場合はすぐに効果が薄れるため、継続使用が必要です。PDRN製剤の注射もありますが、PNと比較すると持続性や効果はやや劣ります。
PNとは?

- PNはPDRNよりも長く高純度なDNA断片で、細胞の再生能力をさらに強化した成分です。
- 分子量が大きい
- 注射によって真皮層にしっかり届く
- 肌に長くとどまり、効果が約2ヶ月持続
肌の弾力アップ、キメの改善、小ジワケアなどの「根本的な肌質改善」を目指した施術に使われます。
PDRNとPNの違いをわかりやすく比較!
- DNAの長さ
- PDRN…短い
PN…長い
- 肌への効果
- PDRN…肌再生、炎症ケア
PN…より高い再生力、弾力アップ
- 持続時間
-
PDRN…約1~2ヶ月
PN…約2~3ヶ月
- 注入後の効果
- PDRN…ややマイルド
PN…長期的・高い実感
オザキクリニック 目黒祐天寺院 院長 朽木律子-
より高い効果を求めたい、効果を長続きさせたい方にはPN注射がおすすめです!
おすすめのPN製剤「リジュランHB」とおすすめの施術法「水光注射」
ここからは当院でおすすめのPN製剤「リジュランHB」、おすすめの注入方法「水光注射」についてご紹介します。
リジュランHBとは?

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リジュランHBは、当院でも長年人気を博してきた製剤です。PN(ポリヌクレオチド)PNとヒアルロン酸を組み合わせた製剤で、再生と保湿のダブル効果が期待できます。
- 肌の再生(PN)+潤い補給(HA)
- 小ジワ・乾燥・肌のハリを同時にケア
- 即効性と長期効果を両立
インナードライ肌やエイジングケアに最適な注入治療です。
水光注射とは?

- 水光注射は、極細の針で美容成分を肌の浅い層に均等に注入する施術です。専用の機器を用いて顔全体に広く、かつムラなく注射することで、ナチュラルなツヤとハリをもたらします。
- 痛みが少なく、ダウンタイムも短め
- 広範囲に薬剤を均一に届けられる
- ナチュラルな仕上がり
当クリニックでは「ハイコックス(HYCOOX)」という水光注射機器を使用しています。吸引量や注入スピードを細かく調整できるため、より均一で満足度の高い仕上がりが可能です。
まとめ:肌質を根本から変えるならPN注射がおすすめ

PDRNとPNはどちらも再生力のある有効成分ですが、その効果や持続時間には大きな違いがあります。特に根本的な肌質改善を望む方には、リジュランなどのPN製剤を注入する方法がおすすめです。
肌の表面だけでなく、内部からしっかりと変えていきたいなら、美容医療の力を借りてみませんか?
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