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ミッドフェイスリフトとは?クマ・たるみ・ゴルゴラインに効く理由とは?
- 更新日
- 2023.04.21
- 監修医師
- 医療法人社団有恒会 オザキクリニック 医師 外薗 優

眉から鼻下までを指す「中顔面」。その部分がたるんでしまうと、老けている印象を与えてしまいがちです。
そんな気になる目の下や頬のたるみを解消できる方法として、「ミッドフェイスリフト」が注目を集めています。バランスの良いチークラインに仕上げることで、顔の印象を若々しく導く施術です。
オザキクリニックでは「ミッドフェイスリフト」と呼んでいるこの施術。今回はその施術概要や手順について、詳しく説明します。さらに効果を高める、おすすめの併用施術についてもご紹介。悩めるクマやたるみ、ゴルゴラインを一気に解消しましょう!
Contentsコンテンツ
中顔面のたるみの原因は?

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中顔面のたるみの主な原因は、頬上部にある「メーラーファット」の下垂です。メーラーファットとは、頬骨からほうれい線にかけて三角形の形をしている脂肪のこと。
加齢によりメーラーファットが下垂していくと、頬上部の脂肪減少により目の下やゴルゴラインがくぼんだり、下垂した脂肪が鼻の付け根付近に溜まって深いほうれい線を形成したりと、さまざまなトラブルの原因になってしまいます。
このメーラーファットに直接アプローチし、ゴルゴラインから頬部のたるみを改善する治療が「ミッドフェイスリフト」です。
ミッドフェイスリフトとは?

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ミッドフェイスリフトとは、下垂したメーラーファットを上へと引き上げ、余分な皮膚や筋肉などを切除することで、中顔面全体のたるみを根本から改善する治療。
くぼんだゴルゴラインに頬の脂肪を移動させてボリュームアップができる上、脂肪が蓄積した深いほうれい線も改善されるため、総合的な若返り効果が期待できます。
ミッドフェイスリフトの施術の流れ
メーラーファットまで剥離する

- 下まつげのキワを丁寧に切開し、眼輪筋(目のまわりを覆っている円盤状の筋肉)からメーラーファットまでを剥離します。
メーラーファットを引き上げる

- 溶ける糸を使用して、下垂したメーラーファットをゴルゴライン付近までしっかり引き上げ。ゴルゴラインのくぼみを埋めるように、脂肪量や場所などを適切に見極めながら移動させます。
縫合する

- 引き上げたメーラーファットを、隔膜下にある骨膜に縫合して固定します。次に剥離したその他の組織を上へ引き上げ、余分な筋肉や皮膚などを切除。最後に下まつげのキワを縫合して、施術は終了です。
ミッドフェイスリフトの特長
長期的な効果!

- ミッドフェイスリフトは切開をおこない、皮膚・脂肪・筋肉すべてのたるみを物理的に引き上げたり除去したりする施術です。そのため、ヒアルロン酸などの薬剤のように吸収されることがなく、長期的な効果が期待できます。
傷跡が目立ちにくい!

- 下まつげのキワに沿って切開をするので、傷跡が目立ちにくいのも特長。安心して施術を受けられます。
ミッドフェイスリフトの施術概要
- 施術時間
- 3時間程度
- ダウンタイム
- 【腫れ】1週間程度/【内出血】2週間程度
- メイク
- アイメイク以外は、施術後2日目から可能(アイメイクは抜糸の翌日から可能)
- シャワー・洗髪
- 施術後2日目から可能
- 入浴・目元の洗顔
- 施術後8日目(抜糸の翌日)から可能
- コンタクトレンズの着用
- 施術後8日目(抜糸の翌日)から可能(違和感がある場合は、さらに2~3日ほど使用を控える)
ミッドフェイスリフトは、「ハムラ法(目の下のたるみ取り)」との併用がおすすめ!
ミッドフェイスリフトは、メーラーファットに直接アプローチする治療です。
頬の皮下脂肪が減少してゴルゴラインが現れている場合はこの治療が有効ですが、目の下にある「眼窩脂肪(がんかしぼう)」の突出により、クマが現れて老け顔になってしまっている場合は、別のアプローチが必要となります。
なぜ眼窩脂肪が突出してしまうの?

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年齢を重ねると、眼球を支える靭帯が徐々に衰えてきて、眼球が下垂してきます。すると眼球の周りにある眼窩脂肪が圧迫されてしまい、手前へと飛び出してしまうのです。これが、クマのように見える目の下の膨らみの正体です。
このようなケースでは、ミッドフェイスリフトのみではなく、「ハムラ法(目の下のたるみ取り)」との併用がおすすめです。
ハムラ法(目の下のたるみ取り)とは、突出した眼窩脂肪をボリュームが減少した目の下のくぼみへ移動させる治療。この治療を併用することにより、より高い中顔面の若返り効果が期待できます。
ハムラ法(目の下のたるみ取り)の施術の流れ
眼窩脂肪を解放する

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下まつげのキワを丁寧に切開し、膨らみの原因となっている眼窩脂肪を包む隔膜を切開。ほかの組織を傷つけないように、隔膜から脂肪を解放します。
脂肪を移動させる

- 目の下のくぼみを埋めるように、眼窩脂肪を移動。脂肪量や移動場所などが適切かどうか見極めながら、慎重におこないます。
縫合する

- 脂肪を移動したら、隔膜を骨膜に縫合して固定します。最後に切開した皮膚も縫合して、施術は終わりです。
ハムラ法(目の下のたるみ取り)の特長
1回の施術で「眼窩脂肪の突出」「皮下脂肪の減少」を同時に解消し、目元の凹凸をフラットにすることが可能です。ヒアルロン酸などの薬剤のように吸収されることもないので、長期的な効果が期待できます。
また、目の下のくぼみを自らの脂肪で補充するので、仕上がりや感触がとてもナチュラルなのも特長です。
ハムラ法(目の下のたるみ取り)の施術概要
- 施術時間
- 2時間半~3時間
- ダウンタイム
- 【腫れ】1週間程度/【内出血】2週間程度
- メイク
- アイメイク以外は、施術後2日目から可能(アイメイクは抜糸の翌日から可能)
- シャワー・洗髪
- 施術後2日目から可能
- 入浴・目元の洗顔
- 施術後8日目(抜糸の翌日)から可能
- コンタクトレンズの着用
- 施術後8日目(抜糸の翌日)から可能(違和感がある場合は、さらに2~3日ほど使用を控える)
ミッドフェイスリフトとハムラ法で、若い頃のようなチークラインに!
年齢を重ねると気になってくる、中顔面のたるみ。メーラーファットや眼窩脂肪の突出など、その原因はさまざまです。
それらの悩みは、ミッドフェイスリフトとハムラ法を組み合わせることで解消が可能。今ならミッドフェイスリフトと一緒に治療を受けると、ハムラ法(目の下のたるみ取り)がオプション価格で受けられるキャンペーンも実施しています。
もし顔のたるみに悩まれていたら、ぜひこの機会に検討してみてくださいね。
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