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【医師監修】二の腕のぶつぶつ・ざらざらは毛孔性苔癬?メンタームやステロイドで治るのか徹底解説
- 更新日
- 2026.07.24
- 監修医師
- 医療法人社団有恒会 オザキクリニック新宿院 院長 外薗 優

「二の腕がざらざらしてノースリーブを着るのが恥ずかしい」「SNSで痒み止めを塗ったら改善すると聞いたけれど本当?」 「市販のクリームやステロイドで治るの?」
このようなお悩みをお持ちの方は少なくありません。
最近、SNSで「二の腕のざらざらが改善した」という投稿が注目を集めています。しかし、その中には本来の適応ではない薬剤の使用方法が紹介されているケースもあり、自己判断で真似をすることはおすすめできません。
二の腕のぶつぶつ・ざらざらの原因として多いのが「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」です。毛穴に角質がたまり、小さなぶつぶつができる皮膚の状態で、スキンケアだけでは改善しにくいこともあります。
本記事では、毛孔性苔癬の原因や市販クリーム・ステロイドの効果、美容クリニックで行うレーザー治療について詳しく解説します。
Contentsコンテンツ
毛孔性苔癬(毛孔性角化症)とは?
毛孔性苔癬とは、毛穴に角質が蓄積することで、小さなぶつぶつが多数現れる皮膚の状態です。毛孔性角化症とも呼ばれています。
特に次のような部位にできやすい傾向があります。

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- 二の腕
- 太もも
- お尻
- 頬
触るとサメ肌のようなざらざらした感触があり、赤みを伴うこともあります。
毛孔性苔癬は感染する病気ではなく、健康上大きな問題を起こすものではありません。
しかし、見た目が気になり、肌の露出を避ける方も多くいらっしゃいます。
毛孔性苔癬にメンターム痒み止めは効果がある?

SNSでは、「メンタームの痒み止めを塗ったら二の腕がきれいになった」という投稿が話題となりました。しかし、本来、痒み止めは毛孔性苔癬の治療薬ではありません。
痒み止めには、
・抗炎症成分
・抗ヒスタミン成分
・局所麻酔成分
などが配合されており、かゆみや湿疹を抑えることを目的としています。
毛孔性苔癬の原因である角化異常を改善する作用は確認されていません。SNS上では一部の方が改善を実感したという体験談も見られますが、これは個人の感想であり、すべての方に同様の効果が得られることを示すものではありません。
また、医薬品は承認された効能・効果に基づいて使用することが基本です。本来の使用目的とは異なる使い方を自己判断で続けると、
・肌トラブル
・かぶれ
・接触皮膚炎
などを起こす可能性もあります。
SNSの情報だけを参考にするのではなく、症状に合った治療を選択することが大切です。
毛孔性苔癬にステロイドは効く?
SNS上で「毛孔性苔癬にステロイドが効いた」という投稿もありますが、毛孔性苔癬そのものに対してステロイドは基本的な治療薬ではありません。

- ステロイド外用薬は、
・湿疹
・皮膚炎
・強い炎症やかゆみ
などに対して炎症を抑える目的で使用されます。
毛孔性苔癬で赤みや湿疹を伴う場合に医師が処方することはありますが、毛穴の角化異常を改善する薬ではありません。
そのため、
・ぶつぶつをなくしたい
・肌をなめらかにしたい
という目的で自己判断によりステロイドを長期間使用することはおすすめできません。
毛孔性苔癬はクリームで治る?
毛孔性苔癬をクリームで治したいというご要望は多いですが、クリームだけで完全に改善することは難しいのが実際です。
保湿剤や角質ケア成分配合のクリームには、

-
・肌をやわらかくする
・乾燥を防ぐ
・ざらつきを軽減する
といった効果が期待できます。代表的な成分には
・尿素
・ヘパリン類似物質
・サリチル酸
・AHA(フルーツ酸)
・乳酸
などがあります。
ただし、これらは症状を和らげる対症療法であり、毛孔性苔癬そのものを根本的に改善する治療ではありません。
使用を中止すると再びざらつきが目立つケースも少なくありません。
毛孔性苔癬を改善したいなら美容クリニックでのレーザー治療がおすすめ
「クリームでは改善しない」
「毎年夏になると気になる」
そのような方には、美容クリニックで行うレーザー治療という選択肢があります。
当院では毛孔性苔癬に対して、フラクショナルレーザーによる治療を行っています。
Fotonaフラクショナルレーザー(毛孔性苔癬)とは?
フラクショナルレーザーは、肌に微細なレーザーを照射し、皮膚の再生を促す治療です。

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毛孔性苔癬では、
・毛穴周囲の角化異常
・肌の凹凸
・赤み
・色素沈着
などの改善が期待できます。
レーザーによって皮膚のターンオーバーが促進され、徐々になめらかな肌へ導きます。
また、コラーゲンの産生も促されるため、肌質改善効果も期待できます。
Fotonaフラクショナルレーザー(毛孔性苔癬)の詳細を見る
Fotonaフラクショナルレーザー(毛孔性苔癬)のメリット
根本的な肌質改善を目指せる
クリームは毎日塗布を続ける必要がありますが、レーザーでは皮膚そのものの再生を促します。
ざらつきだけでなく赤みも改善しやすい
毛孔性苔癬はぶつぶつだけでなく赤みが残ることがあります。
フラクショナルレーザーでは肌の再構築が促されるため、赤みの改善も期待できます。
繰り返し治療することでより高い効果が期待できる
毛孔性苔癬は1回で完全に改善することは少なく、一般的には複数回の治療が推奨されます。
肌の状態に合わせて治療計画を立てることで、より自然でなめらかな肌を目指せます。
毛孔性苔癬フラクショナルレーザーのダウンタイム

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治療後は一時的に
・赤み
・ヒリヒリ感
・軽い腫れ
・かさつき
・かさぶたの付着などがみられることがあります。
多くは数日から1週間程度で落ち着きますが、治療後は十分な保湿と紫外線対策が重要です。
毛孔性苔癬はセルフケアと医療を組み合わせることが大切

毛孔性苔癬は体質による影響も大きいため、完全に予防することは難しいとされています。
しかし、
- 保湿を続ける
- 摩擦を避ける
- 紫外線対策を行う
- 必要に応じてレーザー治療を受ける
ことで、よりきれいな肌を維持しやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q. 毛孔性苔癬は自然に治りますか?
思春期を過ぎると軽快する方もいますが、大人になっても残るケースは少なくありません。
Q. 毛孔性苔癬はうつりますか?
感染症ではないため、人にうつることはありませんが、遺伝的素因の可能性はあります。
Q. 毛孔性苔癬にスクラブは効果がありますか?
強くこすると皮膚への刺激となり、炎症や色素沈着を悪化させることがあります。無理に角質を削るのではなく、保湿を基本としたスキンケアがおすすめです。
Q. 毛孔性苔癬フラクショナルレーザーは何回くらい必要ですか?
症状の程度によって異なりますが、一般的には4~8回程度を目安に治療を継続すると、肌質の変化を実感しやすくなります。治療間隔は肌の状態に応じて医師がご提案します。
まとめ
二の腕のぶつぶつ・ざらざらの原因として多い毛孔性苔癬(毛孔性角化症)は、毛穴の角化異常によって起こる皮膚の状態です。
市販のクリームは保湿や角質ケアには役立ちますが、根本的な改善には限界があります。
また、SNSで話題となっている痒み止めやステロイドを本来の適応外の目的で自己判断により使用することは推奨されません。医薬品は承認された効能・効果に基づき、医師や薬剤師の指導のもとで適切に使用することが重要です。
見た目の改善を目指したい場合には、美容クリニックでの毛孔性苔癬フラクショナルレーザーが有力な選択肢となります。レーザーは肌の再生を促し、ぶつぶつやざらつき、赤みなどを総合的に改善することが期待できます。
二の腕のざらざらでお悩みの方は、一人で判断せず、まずは美容クリニックでご自身の症状に合った治療方法について相談することをおすすめします。
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