美容コラム
二の腕や背中のブツブツでお悩みの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?二の腕などにできるブツブツ「毛孔性苔癬」は、治療により改善が可能です。ここでは、「毛孔性苔癬」の症状とその治療法について説明いたします。
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)は、毛孔性角化症(もこうせいかくかしょう)とも言われ、毛穴周囲の角質が部分的に肥厚し、毛穴の周りがふくらんで、ブツブツやざらつきが生じた状態です。二の腕や背中、太もも、ふくらはぎ、お尻などの肌表面に生じやすく、健康面において影響するものではありませんが、肌を露出する際に目立つため、ご相談も多い皮膚疾患です。
発症原因については、遺伝的な要素が強いと言われていますが、まだ明確になっていません。若い方、肥満気味の方、敏感肌の方によく見られ、発症率は50%とかなり高いものです。年齢を重ねるにつれて自然に治癒する傾向がありますが、40代、50代になっても消えない方もいらっしゃいます。
毛孔性苔癬は、毛穴が盛り上がる症状のほかに、毛穴に毛が詰まって黒っぽいぶつぶつになったり、ニキビのように赤くなることがあります。
毛孔性苔癬は、皮膚表面ではなく、毛穴の中に及ぶ皮膚トラブルです。
一般的な治療法として塗り薬やピーリングなどが多く、それらは皮膚表面のケアにとどまるため大きな治療効果や早期改善が難しいと言われています。皮膚の深い部分に作用する適切な治療を行えば毛孔性苔癬の症状を改善させることが可能です。
毛孔性苔癬の治療というと、まず塗り薬を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。最近、毛孔性苔癬という言葉が知られるようになったことで、塗り薬を買い求める方が増え、市販薬や広告を目にする機会も増えました。
塗り薬による治療は、以前から一般的な皮膚科でも行われてきました。サルチル酸や尿素を配合した軟膏で肌表面の角質をやわらかくするというものですが、その治療効果は肌表層に止まり、根本的な治療には及びませんでした。
美容クリニックでは、主にケミカルピーリング治療が行われています。これは、角質を実際に薄く取っていくものなので、塗り薬よりは効果がありますが、非常に長い治療期間が必要な上、大きな効果を得ることは難しいとされています。
毛孔性苔癬をしっかりと改善していくためには、皮膚の深い部分を治療することが必要です。そこでオザキクリニックでは、毛孔性苔癬にレーザー治療『毛孔性苔癬フラクセル』を使用する独自の治療を行っています。
『毛孔性苔癬フラクセル』は、皮膚の深部に作用し、ダメージを受けてしまった肌を、新しい肌へと入れ替える画期的なレーザー治療です。塗り薬やピーリングといった皮膚表面だけの治療とは異なり、皮膚を土台から入れ替えることで、肥厚した角質を取り除くことができます。
そのため、『毛孔性苔癬フラクセル』による治療は他の治療に比べはるかに短期間で効果的に毛孔性苔癬を改善することが可能です。継続的に治療を受けていただくことにより、赤みを帯びた二の腕のブツブツが消え、なめらかで透明感のある美しい肌へと改善されます。
20代女性の毛孔性苔癬フラクセルの8回照射後の症例写真です。二の腕に毛孔性苔癬の色味が強くでておりましたが、肌が滑らかになり、ブツブツと色味ともに改善されました。
20代男性の毛孔性苔癬フラクセルコンビネーションの5回照射後の症例写真です。ブツブツ、色味ともに広範囲にわたって症状が強くでていました。5回照射後でかなり目立たないほどまで改善されましたが、まだ少し色味が残っています。さらに回数を重ねることでより改善が見込めます。毛孔性苔癬のブツブツ、色味の症状が強い方は毛孔性苔癬フラクセルコンビネーション治療がおすすめです。
20代女性の毛孔性苔癬フラクセルコンビネーションの4回照射後の症例写真です。毛孔性苔癬の症状が強く、肩から背中にかけてのブツブツと色味ともに広範囲でかなり目立つ状態でした。4回の施術ではありますが、現時点でもキレイに改善されました。
その他、多数の症例写真を公開しておりますので、毛孔性苔癬の治療をご検討の際にはぜひ参考になさってください。
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