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ワキガ対策によい食べ物はあるの?予防やワキガ手術までご紹介

更新日
2023.12.15
監修医師
医療法人社団有恒会 オザキクリニック新宿院 院長 山崎 智徳

ワキガ対策によい食べ物はあるの?予防やワキガ手術までご紹介

日本人でワキガ体質なのは10%程度と言われ、欧米などに比べるとかなり少ない割合です。

少数派なせいか、またはキレイ好きで体臭を気にする風習のせいか、日本ではワキガを気にして悩まれる方が特に多いようです。

ニオイが気になる方のために、自分でできるワキガ対策と、クリニックで受けられる治療法について紹介しましょう。

Contentsコンテンツ

ワキガのニオイ予防法

ワキガによい食べ物、食生活の改善方法

食生活を改善する
ワキガを改善するには、食生活から体質改善を図るという方法があります。ワキガによい食べ物としては、体臭を抑制してくれる効果のあるポリフェノールが含まれた食品をとることが良いとされています。例えば、りんごや緑茶などが挙げられます。また、身体をアルカリ性に傾けてくれる梅干しや海藻をとることも良いとされています。

反対に、ワキガに悪い食べ物もあります。肉類など高カロリー・高脂肪の食品は、皮下脂肪を増やしてアポクリン腺の活動を促進します。

ワキガの原因であるアポクリン腺の活動を抑えるためには、高カロリー・高脂肪の食生活を見直すことが大切です。

飲酒や喫煙を控える

飲酒や喫煙を控える
お酒やタバコに含まれるアルコールやニコチンには、汗腺を刺激する作用があります。そのため、お酒やタバコを摂取すると、アポクリン腺の活動が活発になります。

ワキガを予防するためには、飲酒や喫煙を控えましょう。

運動習慣をつける

運動習慣をつける

運動して汗をかくと、老廃物の排出が活発になります。体内の老廃物を排出することで、細菌の繁殖を防ぐことが可能です。また、ストレスが溜まると疲労臭を生み出すといわれています。

運動の習慣をつけると疲労臭を生み出す原因であるストレスの軽減につながるため、おすすめです。

ワキガの予防・改善を目指す人は、運動の習慣を身につけましょう。

ワキガのニオイ対策法

ワキガのニオイ対策法

ワキガのニオイの主な原因は、ワキの下にある汗腺「アポクリン汗腺」です。本来無臭であるアポクリン汗腺からの汗を、皮膚に存在する菌が分解することで、独特のニオイが発生します。

汗と菌が出会うことでニオイが発生するので、その関係を絶てば、原理的にはニオイを抑えることができます。つまり、ワキガ対策には「ワキを衛生的に保つ」ことがポイントになります。

一方、ニオイ対策として市販されているスプレーなどは、汗を抑えるわけではなく、発生したニオイに別のニオイを“上乗せ”するものが多く、大きな効果は期待できません。

汗を小まめにふき取る

汗を小まめにふき取る

汗が出る汗腺には、アポクリン汗腺とエクリン汗腺の2種類があります。
ワキガの方は、アポクリン汗腺が多かったり、発達していたりして、ニオイの原因となる汗が出やすくなっています。

また、暑いときに出るエクリン汗腺からの汗とは異なり、アポクリン汗腺からの汗は、ストレスやホルモンバランスの乱れからも分泌されます。

知らないうちに汗をかいていることがあるので、小まめに汗をふき取ることが大切です。

下着や衣類を小まめに変える

下着や衣類を小まめに変える
知らずしらず分泌された汗は、下着や衣類に吸収されます。

そのまま放っておくとニオイが発生しやすくなるので、小まめに着替えましょう。

またニオイが染み込まないよう、しっかり洗濯して清潔を保つこともポイントです。

入浴する+湯船に浸かる

入浴する+湯船に浸かる

お風呂では、体を洗って清潔に保つことはもちろん、できる限り湯船に浸かることをおすすめします。

湯船に浸かると、血行がよくなり発汗が促されます。毛穴が開き、溜まった老廃物なども除去できます。
また、心身がリラックスするので、ストレス解消にもつながります。

クリニックの治療でワキガを根本解決

いくつかワキガの対策法を紹介しましたが、これらはワキガのニオイを抑えることはできても、ワキガの根本的な解消にはなりません。

また、症状が重い場合や、環境や季節によっては、自己対策では限界があるのも事実です。

しっかり改善したいという方、ニオイでもう悩みたくないという方には、クリニックでの治療をおすすめします。

ワキガ手術:剪除法(せんじょほう)

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『ワキガ剪除法』は、ワキの下を切開し、アポクリン汗腺を切り取る治療法です。ワキガの原因を取り除くので、80~90%のニオイを解消でき、再発の心配もほぼありません。

皮膚を切開するのである程度のダウンタイムは伴いますが、適切に処置することで、傷跡は目立たなくなります。

ワキガ剪除法の詳細はこちら

まとめ

当院では、症状やライフスタイルに合わせた無理のない治療法をご提案しています。

ワキガの治療法は、お客様の症状や体質に合わせて適切な治療を行うことが大事ですので、まずは以下の「セルフチェックボタン」から、セルフチェックを行いご自身がどの治療タイプが適切なのかをご確認ください。

その上で、専門医に相談し、最適な治療を行うことをおすすめいたします。
また、診察のみのご来院も受け付けていますので、まずはお気軽にご相談ください。

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この記事を監修した医師

山崎 智徳

医療法人社団有恒会
オザキクリニック新宿院 院長 山崎 智徳

  • 美容医療に携わって20年のベテラン医師。
    豊富な知識と経験からお客様の美をサポートします。

  • 1998年
    独協医科大学病院 皮膚科
    2001年
    独協医科大学病院 形成外科
    2003年
    品川美容外科
    2007年
    自由が丘皮膚科クリニック
    2012年
    ノエル銀座クリニック
    2017年
    東京中央美容外科
    2020年
    東京中央美容外科 町田院院長就任
    2024年
    オザキクリニック 入職
    2024年
    オザキクリニックLUXE新宿院 院長就任

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