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自身の脂肪から幹細胞を培養!脂肪とともにバストに注入する幹細胞培養の解説!

更新日
2023.05.31
監修医師
医療法人社団有恒会 オザキクリニック理事長・羽村院 院長 小﨑 有恒

自身の脂肪から幹細胞を培養!脂肪とともにバストに注入する幹細胞培養の解説!

「もっとバストが大きければ……」 「左右差をどうにかしたい……」 「だんだん若い頃のようなハリがなくなってきた……」

そんなバストの悩みを改善してきた、「脂肪注入による豊胸術」。近年はさまざまな手法が新たに導入され、クリニックによってもメニューが異なります。

そんな中、高い注目を集めるのが「脂肪幹細胞培養豊胸」と呼ばれる豊胸術。自分自身の脂肪から幹細胞を培養し、脂肪とともにバストに注入する、再生医療を用いた豊胸術です。

当コラムでは、脂肪幹細胞培養豊胸について解説。同様に高い人気を誇る「ピュアグラフト豊胸」とも比較しつつ、施術の手順や他の豊胸術と比較した際のメリットなどについて、お伝えします。

Contentsコンテンツ

そもそも脂肪幹細胞とは?

そもそも脂肪由来幹細胞とは?

皮膚や血小板など、身体のさまざまな部位に変化する能力(多分化能)と、自身とまったく同じ能力をもった細胞に分裂することができる能力(自己複製能)をあわせもつ細胞を「幹細胞」と呼びます。

人は、約60兆の細胞からできているといわれており、それらの細胞の”もと”となるのが幹細胞です。そして脂肪の中に含まれている幹細胞を「脂肪幹細胞」と呼びます。

この脂肪幹細胞が、脂肪とともに胸に注入することで脂肪や血管に分化し、結果として脂肪の定着率をあげるといわれています。

そのため、脂肪幹細胞の多さが、施術の成否に大きく影響するのです。

脂肪幹細胞培養豊胸は、どんな施術?

脂肪幹細胞培養豊胸は、従来の豊胸と少し施術の手順が異なります。

まず、脂肪と血液を採取!

まず、脂肪と血液を採取!
まずは幹細胞を採取するために、脂肪を採取。採取した幹細胞は培養して数を増やすため、採取する脂肪の量は約30mlとわずかです。

また、幹細胞を培養させるために自身の血液からつくった血清が必要なため、採血も行ないます。

次は、専門機関で幹細胞を培養!

次は、専門機関で幹細胞を培養!
採取した脂肪から幹細胞を抽出し、細胞培養の専門機関で6週間かけ、約1000倍に増殖させます。

最後は、脂肪吸引と脂肪注入!

最後は、脂肪吸引と脂肪注入!
培養が完了したら、バストに注入するための脂肪を吸引。その脂肪に培養した幹細胞を混ぜ合わせ、バストに注入し施術完了です!

脂肪の採取から幹細胞の培養までかかる期間は、前述の通り6週間。時間をかける分高い安全性と効果が見込めますが、「あまり時間をかけずに豊胸したい!」という方の場合は、1日で施術が終わる「ピュアグラフト豊胸」もおすすめです。

【ピュアグラフト編】脂肪注入による豊胸のおすすめは!?

脂肪幹細胞培養豊胸は、なぜすごい?

脂肪幹細胞培養豊胸が高い注目を集めるのには、いくつかのワケがあります。

定着量が従来の5倍!?

定着量が従来の5倍!?
通常の脂肪注入では、注入した脂肪を体内で分解・吸収してしまう「生理機能反応」が起きてしまいます。そのため、時間の経過とともにどうしても効果が薄れてしまったり、生着しにくかったりといったデメリットがありました。

脂肪幹細胞培養豊胸では、脂肪注入の際に、培養した自身の脂肪由来幹細胞を混ぜます。すると幹細胞自体が脂肪に変化したり、栄養と酸素を届ける血管をつくる働きを促進したりといった効果を発揮。

脂肪が定着しやすい環境をつくり出し、結果としてその定着率は70〜80%になるとの研究結果もあります。従来より定着量が5倍に高まったとの報告もあり、高い効果が期待できるのです。

身体への負担が軽減!

身体への負担が軽減!
幹細胞を培養させずに、脂肪から抽出して注入する豊胸術もあります。しかしその方法では、幹細胞を抽出するための脂肪と、注入するための土台となる脂肪の両方を吸引しなくてはならず、結果として大量の脂肪を採取することに。吸引する脂肪の量が増えれば増えるほど、身体への負担やダウンタイムも大きくなります。

その点、脂肪幹細胞培養豊胸では幹細胞を培養させてから注入するため、採取する脂肪の量はわずかでOK。身体への負担も少ない上に、痩せ型で多くの脂肪が吸引できない方にもピッタリの豊胸術なのです。

リスクが少なくなった!

リスクが少なくなった!
各種豊胸術のリスクとして頻繁にあげられるのが、しこりや石灰化。

脂肪幹細胞培養豊胸でもそのリスクはゼロではありませんが、大幅な軽減に成功しました。

そもそもしこりや石灰化は、注入した脂肪に酸素や栄養が届かず、脂肪細胞が壊死してしまうことによって起こるもの。

しかし幹細胞を培養するこの豊胸術では、幹細胞の密度がアップ。さらに幹細胞が脂肪細胞に変化したり、脂肪細胞に栄養を届けるための血管に変化したりするため、しこりや石灰化のリスクが減ったのです。

また、オザキクリニックでは、脂肪の培養には自己細胞(自身の脂肪と血清)のみを使用する方針。そのため、異物反応のリスクも最小限に留まります。

脂肪幹細胞培養豊胸と同様、「ピュアグラフト豊胸」もしこりや石灰化のリスクを最小限にした豊胸術として人気です。

【ピュアグラフト編】脂肪注入による豊胸のおすすめは!?

培養した細胞を保管できる!?

培養した細胞を保管できる!?
実は、培養した幹細胞は保管が可能!たとえば将来「顔に脂肪を注入して、ふっくらした若々しい印象にしたい……」といったエイジングケアをしたくなった時のために、保管しておくことができるのです!

幹細胞の保管は専門機関が担うため、安全性もしっかり担保されます。

脂肪幹細胞培養豊胸は、リスクが減って効果がアップした高品質な豊胸術!

脂肪由来幹細胞培養豊胸は、リスクが減って効果がアップした最高の豊胸術!

従来の脂肪注入による豊胸術に比べ、安全性や持続性が高まる脂肪幹細胞培養豊胸。業界内でも注目度の高い「再生医療」を活用することで、さまざまな豊胸のデメリットを減らすことに成功しました。

再生医療は、どこのクリニックでも取り扱える治療ではありません。厚生労働省か認めた特定認定再生医療等委員会による、厳しい審査を通過した医療機関のみが提供できます。オザキクリニックは、もちろんその医療機関のひとつ。経験豊富な医師が、高い安全性を追求した治療を行なっています。

あなたも私たちと一緒に、理想のバストを手に入れませんか?

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この記事を監修した医師

小﨑 有恒

医療法人社団有恒会
オザキクリニック理事長・羽村院 院長 小﨑 有恒

オザキクリニック理事長兼、羽村院院長。1998年にオザキクリニックを開院。平成13年、当時まだ希少だった『フォトフェイシャル』を東京23区外で初めて羽村院に導入。さらに、『サーマクール』に代表される「切らない美容医療」をいち早く取り入れるなど、女性の深いニーズをつかみ、先を見据えた取り組みで美容医療界を率先。また内科・皮膚科医院であった経験をいかし、外見だけでなく体の内面にも働きかける独自の手法で、レーザー治療からホームケアまで多彩な治療を実践しています。

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