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たるみ・毛穴・小じわをどうケアする?オザキクリニック朽木律子医師の美肌治療メソッド
- 更新日
- 2025.12.24
- 監修医師
- 医療法人社団有恒会 オザキクリニック目黒祐天寺院 院長 朽木 律子
オザキクリニック目黒祐天寺院の院長を務めるのは、朽木律子(くつき りつこ)医師です。
美容皮膚科領域に精通するほか、ヒアルロン酸やボトックスなどの注入治療、糸リフトといった繊細な施術を得意としています。
単に悩みを改善するだけでなく、肌の質感や輪郭のバランスまで見据えて最適な治療を提案するのが朽木医師のスタイル。
「こんなに丁寧に診察してもらえたのは初めて」との声も多く、初めて美容医療を受ける方からも厚い信頼を得ています。
YouTubeにもたびたび登場し、明るく親しみやすい人柄でファンの多い朽木医師。
常に最新の美容知識を吸収し、磨き抜かれた技術で患者様一人ひとりの「理想の肌」を叶え続けています。
今回は、そんな朽木医師に美容皮膚科を志したきっかけや、施術に込めるこだわりについてお話を伺いました。
Contentsコンテンツ
- 「ゼロからプラスへ」笑顔を取り戻す医療を目指して
- ― なぜ、美容皮膚科医の道を志されたのでしょうか?
- ― 患者様の診察において、先生が最も大切にしているポイントやこだわりを教えてください
- ― 糸リフトや注入治療で「ここだけは絶対に妥協しない」というこだわりを伺えますか
- 肌の調子を整えることは、「心の活力を取り戻すこと」皮膚の元気を支える治療に力を注ぐ
- ― オザキクリニックで先生が特に力を入れている肌治療について教えてください
- ― 常に知識をアップデートされているとのことですが、最近特に注目している肌治療やスキンケアはありますか?
- ― 医療以外で大切にされている習慣や、リフレッシュにつながる楽しみがあれば教えてください
- ― 最後に、これから美容医療を検討している方へ、先生からお伝えしたいことがあればお願いします
オザキクリニック カウンセラー-
本日は、オザキクリニック目黒祐天寺院の院長、朽木 律子(くつき りつこ)先生にお話をうかがいたいと思います!よろしくお願いいたします。
オザキクリニック 目黒祐天寺院 院長 朽木律子-
朽木です。本日はよろしくお願いいたします!
「ゼロからプラスへ」笑顔を取り戻す医療を目指して
― なぜ、美容皮膚科医の道を志されたのでしょうか?

ニキビが治っても下を向いておられた患者さまが、ニキビ跡治療を経て笑顔に戻られたのを見て、美容皮膚科という分野の必要性を強く感じました。
皮膚科の診療には、保険診療と自由診療の両方に大切な役割があります。
保険診療は、かゆみや炎症などの「マイナスの状態」を「ゼロ」に戻す医療です。
一方で、美容皮膚科は「ゼロの状態からプラスへ導く医療」であり、外見の変化をきっかけに心まで前向きにする力を持っています。
これからも美容皮膚科医として、患者さまが自分らしい笑顔で社会生活を送れるように、外見の変化だけでなく心の動きにも寄り添う診療を続けていきたいと思っています。
― 患者様の診察において、先生が最も大切にしているポイントやこだわりを教えてください

診察には、じっくりと時間をかけています。
たとえば「たるみをなくしたい」というお悩みであれば、骨格の影響でたるみがあるのか、皮膚のゆるみや脂肪の下垂なのかを丁寧に診ていきます。
患者さまによっては、口まわりの筋肉のクセがたるみを進行させている場合も。
そのため、お話を伺いながら表情のクセを観察するようにしています。
また、「たるみをなくしたい」という言葉の中には、「よりいきいきとしたお顔になりたい」という気持ちが含まれていることも多いです。
だからこそ、たるみ以外の部分についても少しお話を伺いながら、顔全体の印象を踏まえて治療を考えます。
顔の一部だけを見るのではなく、全体のバランスを意識して多角的な視点から提案することが、プロフェッショナルとして大切だと考えています。
― 糸リフトや注入治療で「ここだけは絶対に妥協しない」というこだわりを伺えますか

糸リフトや注入治療では、患者さまが思い描く「アフター」と、私の行う治療での「アフター」が一致しているかを何より大切にしています。
美容医療はわずかな角度や量の違いで印象が変わる繊細な領域です。
だからこそ、カウンセリングではお互いの「理想像」を丁寧にすり合わせるようにしています。
仕上がりのイメージは、言葉だけでなく写真や鏡を使って具体的に共有します。
「もう少し自然に」「もう少し引き上げて」などの感覚的な表現を、できる限り可視化することを心がけています。
オザキクリニック カウンセラー-
朽木先生のカウンセリングや施術の様子は、オザキクリニックのYouTubeでも見ることができますよね。
オザキクリニック 目黒祐天寺院 院長 朽木律子-
そうですね、YouTubeにも度々出演しているので、よかったらぜひ見てみてください。
肌の調子を整えることは、「心の活力を取り戻すこと」皮膚の元気を支える治療に力を注ぐ
― オザキクリニックで先生が特に力を入れている肌治療について教えてください

多くの患者さまは、「皮膚の元気のなさ」を感じて来院されます。
そのため、現在は小じわやゆるみ、毛穴、赤みなど、皮膚の活力低下に起因するトラブルの改善に力を入れています。
肌の調子を左右するのは、年齢変化だけでなく、睡眠不足やストレス、紫外線による慢性的なダメージも原因のひとつです。
オザキクリニックでは、光治療やレーザー治療、ピーリングなど、肌質やお悩みに合わせて選べる多彩な治療メニューを導入しています。
診察では、肌の厚みや質感を丁寧に確認。
肌の状態に合わせて、単体施術にとどまらず複数の治療を組み合わせることで、より自然なハリや透明感、たるみの引き出せるよう心がけています。
― 常に知識をアップデートされているとのことですが、最近特に注目している肌治療やスキンケアはありますか?
最近は、基底膜のケアや治療、そして老化細胞の選択的除去(セノリティクス)に関心を持っています。
基底膜は、表皮と真皮のあいだにある薄い膜で、肌のハリや弾力を支える重要な構造です。
この部分が衰えると、シワやたるみ、くすみが進行しやすくなります。
そのため、基底膜の働きを保つことが、肌全体の若々しさを維持する鍵になると考えています。
また、セノリティクスは、老化した細胞を選んで除去するという新しい発想の研究です。
細胞レベルで肌の老化を抑える可能性があり、今後の美容医療にも応用が広がっていくと感じています。
エイジングケアをより根本的に考えるうえで、どちらの分野も大切な視点だと思います。
― 医療以外で大切にされている習慣や、リフレッシュにつながる楽しみがあれば教えてください
家で過ごす時間を楽しむことが多いです。
音楽や言葉で表現することが好きで、PCで作曲をしたり、俳句を作ったりしています。
俳句では大きな賞をいただきました!
南米の小説を読むことも楽しみのひとつです。独特のリズムや空気感に触れると、頭の中が自然にリセットされます。
また、気分転換には、ゆるいヨガをしたり、課金しない推し活もしていたり…。
― 最後に、これから美容医療を検討している方へ、先生からお伝えしたいことがあればお願いします

皮膚やお顔に関する悩みを抱えている方は、ぜひ気軽にお話を聞かせてください。
女性の立場から感じる細やかな変化や、長年の経験で培った感覚を生かし、 一人ひとりが本来持っている魅力を引き出すお手伝いをしていきたいと考えています。
年齢を重ねても自分らしく自然に美しくいられるように、適切な方法を一緒に見つけていけたら嬉しいです。
オザキクリニック カウンセラー-
朽木先生のお人柄がとても伝わってきました。先生、本日はありがとうございました!
オザキクリニック 目黒祐天寺院 院長 朽木律子-
ありがとうございました。肌のことでお悩みの方はぜひお気軽にご相談いただければと思います!
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