鼻柱と鼻翼のバランスを整えて美しい鼻に

美しいとされる鼻の形は、顔を正面から見たとき、鼻翼よりも鼻柱が少し下側にあります。「鼻中隔延長(びちゅうかくえんちょう)」は、鼻柱を下向きに延ばして、鼻先の長さや角度を整える施術です。鼻先が下を向くことで、鼻の穴が目立ちにくくなるため、いわゆる「ブタ鼻」の解消にもなります。
また、ご自身の軟骨を使用するため、安全性にも優れています。

こんな⽅におすすめですその特徴と5つのポイント

  • 鼻が低く鼻先に高さを出したい方

  • 鼻が短く、長さを出したい方

  • 半永久的な効果を実感したい方

  • 上向きの鼻で、鼻の穴が目立ってしまう方

  • L型プロテーゼが変形してしまった方

『鼻中隔延長』の効果を特徴

鼻先の長さや角度を整える

鼻中隔延長とは

『鼻中隔延長』は、鼻の奥にある軟骨の一部を移植することで、鼻を高くし、鼻先の向きを整える施術です。鼻中隔軟骨という鼻の中央にある軟骨の外側の一部を切除し、この鼻中隔軟骨の先に移植させて延長させることで、を鼻翼軟骨が前へ押し出され、鼻翼軟骨の向きを変えらえるようになるのです。
「耳介軟骨移植」よりも大きな軟骨を使用するため、しっかりと高さと角度の調整が可能です。
また、ご自身の軟骨を使用するため安全性も高く、半永久的に効果が持続します。

美しい理想的なバランスの鼻

理想的な鼻の形は、鼻翼より鼻柱が下方に長く出ている「下向き三角形」とされています。鼻翼と鼻柱の3点を結んでできる下向きの三角形をACR(Alar-Columellar Relationships)といいます。美しいACRは、正面で見たときに両鼻翼を結んだ線より鼻柱が少しだけ下にあることが重要とされています。
『鼻中隔延長』では、鼻先に高さを出し、下向きに調整することで、美しいACRが叶います。

Eラインで美しい横顔に

「Eライン」とはエステティックライン(Esthetic Line)という鼻先・唇・アゴ先を結んだラインです。日本人は、このEラインに唇が少しだけ触れるくらいが理想とされています。
もともとアゴの形やラインがきれいな方は、アゴにプロテーゼを入れたり、ヒアルロン酸注射をせずに、鼻に高さを出す『鼻中隔延長』でEラインを作り、美しい横顔を叶えることができます。

鼻中隔延長の効果

『鼻中隔延長』は、移植した軟骨の向きを調整することで、以下のようなデザインの鼻にすることが可能になります。
カウンセリングにてしっかりとご要望をお伺いし、確認しながらデザインを決めていきます。

『鼻中隔延長』の施術方法

STEP1

カウンセリングにて現在の鼻の向きやご希望の鼻の高さを確認し、顔全体のバランスをみながらデザインを決めていきます。

STEP2

麻酔が十分に効いたことを確認します。オープン法(経鼻柱切開)と呼ばれる、左右の鼻の穴の中と鼻柱を切開する方法で手術を行います。
切開後、鼻柱を開き鼻中隔軟骨の一部を切除し、鼻先に移植します。
オープン法で手術を行うことで、左右差が少なく、バランスよく整えることが可能で、安全かつ確実に手術することができます。

STEP3

軟骨を移植したら、鼻翼軟骨の向きを調整し、この2つの軟骨を縫い合わせます。
切開箇所も丁寧に縫合し、テープで固定して完了となります。

『鼻中隔延長』の失敗・副作用・リスク

『鼻中隔延長』によって生じる可能性がある失敗例・副作用・リスクは以下の通りです。

『鼻中隔延長』によって生じる可能性がある失敗例・副作用・リスクは以下の通りです。

鼻先を高くしすぎると鼻に負担がかかる
短い鼻の場合、伸ばせる皮膚に限りがあるため、軟骨の量が多く、鼻先を高くしすぎると鼻への負担が増してしまいます。その結果、移植した耳介軟骨と鼻翼軟骨にズレが生じる可能性があります。このようなリスクを無くすために、しっかりとカウンセリングを行い、鼻の状態を確認し施術を行います。

小鼻や鼻の穴の形に左右差が生じる
小鼻の形や、鼻の穴に左右差が生じる場合があります。元々の小鼻の形や、鼻の穴の大きさの左右差、手術の切除する皮膚の量や位置のわずかなズレが原因です。当院では、左右対称になるよう、丁寧にデザイン、切開、縫合を行っていきます。

傷口がずれて、傷跡の凹みや段差ができる
肌の性質や縫い寄せた傷口のずれにより、傷跡の段差や凹み・ゆがみ等が起こる場合があります。

感染症
治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。 放置すると膿が出たり皮膚が壊死したりして傷跡や変形を残すことになります。治療法としては、糸の抜去と内服薬服用、抗生剤の投与を行います。

一度の施術で半永久的に美しい鼻に

鼻プロテーゼ

鼻先だけでなく、高くシャープな鼻筋を目指すなら、「プロテーゼ」をセットで受けるのがおすすめです。鼻筋はプロテーゼでシャープなラインをつくり、鼻先は自身の軟骨を移植し高さをだせば、安全に鼻全体のバランスを整えることができます。

鼻尖形成

「鼻尖形成」は、広がっている軟骨を引き寄せて縫い合わせることでスッとした高い鼻へと改善することができます。『鼻中隔延長』と組み合わせることで鼻先の向きをより自由に変えることができ、細く美しい鼻先に仕上がります。

価格表

施術を行っている院

  • 新宿院
  • 目黒祐天寺院
  • 羽村院

鼻中隔延長

1回
モニター限定 350,000円(税込 385,000円)
1回
600,000円(税込 660,000円)
  • 別途、血液検査代「11,000円」がかかります。
  • 別途、麻酔費がかかります。詳しくはこちら

症例写真・施術動画

施術の流れ

ドクター診察、カウンセリング

施術前には、担当する医師が気になる症状や部位についてお伺いします。考えられるトラブルや注意点、術後のアフターケアについても詳しく説明しますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。

ドクター診察、カウンセリング

洗顔

アイメイクや肌の油分を洗い流します。当院おすすめのクレンジング・洗顔を用意しておりますので、ご自由にお使いいただけます。

洗顔

撮影

施術経過を確認できるよう、目元の状態を記録するため写真撮影をします。

撮影

施術

丁寧に消毒・麻酔を行なったら、デザインに沿って施術を行っていきます。

施術

終了

施術が終わりテープなどで圧迫したら、施術は終了です。腫れやガーゼが気になる方にはマスクをお渡ししています。

終了

【術後3日間】テープで圧迫

施術内容によって異なりますが、術後3日間ほどは出血しやすく、鼻の形も不安定な状態です。きれいに仕上げるためにも、数日間はテープで固定していただきます。

【術後3日間】テープで圧迫

【施術1週間後】抜糸

一週間後、抜糸のためご来院いただきます。抜糸ができたら施術は終了です。

【施術1週間後】抜糸