カントン包茎の症状

包茎の中でも、亀頭を覆う包皮を簡単にむくことができる「仮性包茎」に対して、“むくことが難しい”症状を「カントン(嵌頓)包茎」と言います。
カントン包茎は、「絞扼輪(こうやくりん)」と言われる包皮の先端部が亀頭より小さいだめ、普通の状態であれば手で包皮をむくことができても、勃起時は締め付けが強くなり、亀頭を全部露出することができません。また、なんとか亀頭を露出できても、輪ゴムで亀頭を締め付けているような状態となり、痛みを生じたり、血行不良を起こすなどのリスクがあります。

カントン包茎の症状

カントン包茎の注意点

カントン包茎には、軽度なものもあれば、重度の症状もあります。
軽度であれば、包皮をむいたときに軽く亀頭が締め付けられる程度ですが、重度の場合、無理に亀頭をだそうとして皮膚を傷付けてしまったり、包皮がカリ首のところで引っかかり戻らなくなることがあります。包皮が戻らないと、亀頭を強く締めつけてうっ血を起こし、そのまま壊死してしまうこともあります。
トラブルを避けるためにも、カントン包茎の方は、医師による早めの処置が必要です。

カントン包茎の注意点

カントン包茎の治療法

絞扼輪の処置が必要

カントン包茎は、絞扼輪が狭い状態です。絞扼輪は硬く線維化したもので、治療の際はまず、絞扼輪を切り分けることが必要となります。
一人ひとりの症状を見極めながら絞扼輪に割を入れて、包皮が「むける状態」にします。絞扼輪の処置が終わったら、丁寧に亀頭を露出させて、余分な包皮を切除します。

カントン包茎絞扼輪の処置が必要

傷跡を最小限に抑え、仕上がりきれい

カントン包茎治療で重要なのは、包皮の切除と縫合方法です。切除や縫合方法は病院・クリニックで異なり、よく確認しないままに治療を受けてしまうと、「傷跡が目立つ」「陰茎と包皮の色の違いが目立つ(ツートンカラーになる)」など不自然な仕上がりなってしまうことがあります。
当院では傷跡を最小限に抑えるため、包皮を切除したら、亀頭のすぐ下で縫い合わせます。縫合の跡が目立たないだけでなく、陰茎と包皮の色を差が目立たないので自然な仕上がりになります。

カントン包茎傷跡を最小限に抑え、仕上がりきれい

カントン包茎 手術の概要

カントン包茎手術の概要

1. 患部を消毒したら、 「絞扼輪」に切り口を入れます。
2. 包皮を縦に切開していきます。
3. 包皮を丁寧にむき、亀頭を露出させます。
4. 仮性包茎と同じように、勃起時の陰茎の長さに合わせて余分な包皮を切り取ります。
5. 亀頭直下まで包皮を引き上げます。
6. 亀頭直下で縫合します。

カントン包茎手術の流れ

ドクター診察
包茎の症状を確認して、症状やライフスタイルに合わせた最適な治療法を提案します。

考えられるトラブルや注意点、術後のアフターケアについても詳しく説明しますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。

血液検査
施術前に血液検査を受けていただきます。事前に検査を行うことで施術に対応できる体調かをチェックし、施術に向けて体調管理を行います。

血液検査の結果は約2週間程かかりますので、ドクターが検査結果を確認してから、施術日を調整します。

(症状やご希望によっては、診察当日に施術を行うことがあります)

【施術当日】麻酔
体調に問題なければ、着替えをしていただき治療をはじめていきます。当院では、リラックスして治療を受けていただけるよう『リラックス麻酔』を用意しています。
【施術当日】手術
麻酔がかかったのを確認したら、手術をスタートします。症状や治療内容によって異なりますが、手術は2~3時間で終わります。
【施術当日】包帯で圧迫
手術が終わったら、患部を包帯で圧迫します。圧迫は3日間続けていただきます。また、痛み止めや抗炎症の薬を処方しますので、必ず服用するようにしてください。
【施術3日後】圧迫固定を外す
圧迫固定しているガーゼを外すため、3日後に来院していただきます。

万が一、血液が溜まるなどの問題があれば、その日に適切な処置を行います。またほかにも気になることやトラブルが生じた場合は、適時診察いたしますのでご安心ください。

【施術2週間後】抜糸
縫合した糸を外すため、2週間後に再度来院していただきます。
患部を確認して問題がなければこれで治療は終了です。
【治療後の注意事項】

  • シャワーは、施術3日後から可能です(患部を濡らさなければ当日から可能)。
  • 入浴は、施術2週間後(抜糸後)から可能です。
  • 性行為は、施術後1ヶ月間は控えてください。