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【注意】その紫外線がシミ、そばかすの元に!お肌に与えるダメージと対策方法とは?

更新日
2021.09.15
監修医師
医療法人社団有恒会 オザキクリニック目黒祐天寺院 院長 朽木 律子

【注意】その紫外線がシミ、そばかすの元に!お肌に与えるダメージと対策方法とは?

紫外線は、肌にさまざまな影響をもたらします。紫外線を浴びて日焼けすると、肌の色が一時的に黒くなるだけでなくシミの発生につながります。

また、長い間紫外線を浴びてきた影響が、シワなどの老化現象につながることもわかっています。

美肌に欠かせない紫外線対策を万全なものにしていただくために、ここでは紫外線の種類と肌への影響、対策時の注意点についてご紹介いたします。

Contentsコンテンツ

その1.紫外線A波はシワ、たるみ、B波はシミ、そばかすの原因に

その1.紫外線A波はシワ、たるみ、B波はシミ、そばかすの原因に
紫外線は、A~C波の3種類あります。波長の短いUVC波はほとんど地表に達しないため、対策が必要なのはA波とB波の2種類です。

紫外線A波(UVA)
サンタン(肌が黒くなる色素沈着)を引き起こします。
また、真皮の深部に届いて、肌のハリや弾力に必要なコラーゲンやエラスチンを破壊しシワやたるみの原因になります。

紫外線B波(UVB)
サンバーン(肌が赤くなってヒリヒリする炎症)を招き、シミやそばかすの原因となります。

この紫外線を浴びることで、腫れや痛み、赤み症状の他、ひどい場合は腫れ上がって水泡ができることがあります。UVBが原因であるこのような状態を、日光皮膚炎と呼びます。

その2.紫外線量は5月~8月がピーク。ただし4月と10月も油断大敵!

特に注意したい時期や時間帯

その2.紫外線量は5月~8月がピーク。ただし4月と10月も油断大敵!
紫外線は、3月頃から増え始め、5月~8月でピークを迎えます。紫外線A波(UVA)などは5月がピークですから、夏場だけではなく、春から紫外線対策をしておくように意識しましょう。特に、4月後半から10月前半の9時~16時頃までは注意が必要だと言えます。

日傘や帽子、日焼け止めでがっちり紫外線をガード

日傘や帽子、日焼け止めでがっちり紫外線をガード

外出の際は、日傘や帽子をはじめ、サングラスや長袖の洋服を活用して、紫外線を直接浴びないようにすることをおすすめします。

もちろん、顔には日焼け止めクリームや日焼け止め成分の入った化粧品をつけておくことも必要です。首やデコルテ、手足など、直接日光にあたる可能性のあるところは、日焼け止めを塗っておきましょう。

紫外線量は年々増加の傾向にあるため、紫外線対策もますます重要視されています。

日焼け止めの「PA」と「SPF」を理解して選ぶ

日焼け止めの「PA」と「SPF」を理解して選ぶ
日焼け止めを購入する際にパッケージによく記載されているのが「PA」と「SPF」ではないでしょうか。

PAとは?
肌が黒くなる「サンタン」を防ぐ効果を示し、「+」の数が多いほど紫外線A波(UVA)UV-Aの防止効果が高いことを表しています。

「+」がひとつなら「防止効果がある」レベル、「++++」と4つなら「極めて防止効果が高い」というイメージです。


SPFとは?
肌が赤くなる紫外線B波(UVB)による「サンバーン」を防ぐ効果を表しています。「SPF10」であれば、何も塗らない場合より10倍長い時間、紫外線によって肌が赤くなるのを防げるということです。数字が大きいほど日焼け止め効果が高くなります。

日焼け止めを選ぶ際には、SPFやPAの表示を確認し、生活シーンに合わせて上手に活用しましょう。

どのような環境で、何時間ほど紫外線を浴びる可能性があるかを考えて、数値を選ぶことをおすすめします。

紫外線対策は大切ですが、日焼け止め選びの際、指数の高さだけを重視するのはよくありません。

指数の高いものには、紫外線吸収剤を配合していたり、専用のクレンジングが必要なものがあり、紫外線を防止できても、肌がかぶれたり炎症を起こすことも考えられます。自分の肌に合う製品を選ぶようにしましょう。

日焼けによる代表的なシミの種類

日光性色素斑(老人性色素斑)・脂漏性角化症

日光性色素斑(老人性色素斑)・脂漏性角化症

「日光性色素斑」や「脂漏性角化症」は、主に浴び続けてきた紫外線の積み重ねによってできたシミです。

初期段階であれば比較的症状が浅く、表皮層内に色素が沈着していることが多いです。

日光性色素斑にあった治療法

ピコシュア

フォトRF

フラクセル

QスイッチYAGレーザー

そばかす

そばかす
「そばかす」は遺伝要素が強く肌質が大きな要因となるため、親にそばかすがあったり幼少期にそばかすの症状があった場合は、そばかすができやすい肌質と言えます。遺伝的な要素が強い症状ですが、強い紫外線を浴びると濃くなる場合があります。

そばかすにあった治療法

ピコシュア

フォトRF

フラクセル

その他シミ・そばかすをさらに詳しく

その他にもシミ・そばかすの症状はさまざま。自身のシミがどんな種類のものなのか、治療法についての詳細など、気になる方は以下のページからチェックしてみてください。

シミ・そばかす治療の詳細を見る

まとめ

当院では、症状やライフスタイルに合わせた無理のない治療法をご提案しています。

紫外線による日焼けで起こるシミ、そばかすについて、さらに詳しい「シミの種類」や「そのシミに合わせた治療法」について詳しくまとめました。

さまざまなシミの種類とそのシミにあった治療法を確認する

また紫外線によるシミ、そばかすについての治療は、お客様の症状や体質に合わせて適切な治療を行うことが大切です。

専門医にも併せて相談し、最適な治療を行うことをおすすめいたします。

診察のみのご来院も受け付けていますので、まずはお気軽にご相談ください。

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この記事を監修した医師

朽木 律子

医療法人社団有恒会
オザキクリニック目黒祐天寺院 院長 朽木 律子

オザキクリニック目黒祐天寺院院長。皮膚科医として、長年の実績と経験を培ってきました。的確なカウンセリングを心がけ、注入系治療の技術力を磨き、一人ひとりの個性に適したデリケートな治療を実践しています。シワやたるみなどの肌トラブルをはじめコンプレックスなどの繊細な悩みを、確かな技術と提案力で解消し、新たな魅力を引き出します。

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