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ニキビを治すにはスキンケアから見直しを!

更新日
2022.04.26
監修医師
医療法人社団有恒会 オザキクリニック目黒祐天寺院 院長 朽木 律子

ニキビを治すにはスキンケアから見直しを!

ニキビは、毛穴が詰まることで発生します。ニキビを治したい方は、日々のスキンケアの際に角質や毛穴のケアができているかがとても大切です。「まめに手入れしているのに……」という方は要注意。意外と、間違ったスキンケアから過剰な皮脂の分泌が起こり、ニキビを悪化・増加させているケースもあるのです。肌質に合った正しいスキンケアを身につけましょう。

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その1.汚れはしっかり落とせていますか?

メイクをしたまま寝てしまったりしていませんか? メイクは寝る前にしっかりと、やさしく落とすようにしましょう。ただ、クレンジングしたのにメイクが落とし切れていないこともよくあります。汚れ残りの原因は、メイク落としの選び方や洗顔にあるのかも。改めてこれまでのやり方を見直してみましょう。

メイク落としの選び方

メイク落としの選び方
脂性肌の人は、しっかり皮脂を落とせて、洗い上がりがさっぱりするオイルタイプを選びがちですが、皮脂の取り過ぎは肌ダメ―ジのもと。かえって皮脂分泌を招く恐れがあります。洗浄力の強いクレンジングは避けましょう。

乾燥肌や敏感肌の人の場合、肌に負担をかけないミルクやクリームタイプのものがおすすめです。普通肌や混合肌の人は、特定のタイプを選ぶというより、メイクの濃さや季節などでそれぞれを使い分けるのもいいかもしれません。

メイク落としはやさしくなじませるだけで、こすったりマッサージする必要はありません。肌に負担をかけないように汚れを落としましょう。

正しい洗顔方法を身につけましょう

・泡タイプの洗顔はしっかり泡立てて洗う!

泡タイプの洗顔はしっかり泡立てて洗う!
泡タイプの洗顔の場合、泡をしっかり立てないと毛穴の汚れが落ちにくいです。きめ細かい泡は、毛穴などに入り込んだ汚れを吸着し、落としやすくします。また、泡がクッションの役割を果たし、肌の負担も少なくすむため、しっかりと泡立てて使用しましょう。

・ゴシゴシと力を入れて洗わない!

刺激はニキビを悪化させる要因です。肌に刺激を与えないように、やさしく洗顔しましょう。泡タイプの洗顔の場合、肌に直接指が触れないくらいのたっぷりの泡でクルクルと円を描くように回しながら優しく洗うのがベストです。

・洗った後はしっかりすすぐ!

洗顔料を洗い流す時は、洗い残しのないようにしっかりすすいでください。すすぐ時には温度に注意。熱いお湯で洗うと、必要な油分まで落ちてしまうので、ぬるめのお湯で洗いましょう。またシャワーを直接お顔に当てると、肌への刺激となってしまいます。ぬるめのお湯を手ですくい、お顔に何度もお湯をかけてしっかり洗い流すようにしてください。この時、手でこするのではなく、すすぎをしっかり行うことを意識してください。
肌に必要な皮脂を守りながら汚れだけを落とす、正しい洗顔を身につけましょう。

その2.乾燥対策をしていますか?

洗顔後は、しっかりと乾燥対策をすることが大切です。肌が乾燥すると角質が硬くなって毛穴を詰まらせ、ニキビの原因となります。化粧水や保湿クリームなどで、肌のバリア機能を正常に戻してあげましょう。

化粧水のポイント

・洗顔後は、できる限り早く保湿を

洗顔後は、できる限り早く保湿を
保湿は、洗顔後すぐに行うのが理想です。遅くても1、2分以内にはケアをするように心がけてください。洗顔後の肌は、油分や水分がほとんどなくなります。皮脂は、お肌を乾燥やアレルゲンなどから守る大切なバリアですから、何もつけないでいる時間は、乾燥や紫外線などの刺激にとても無防備な状態なのです。

・化粧水の成分選びは重要!

化粧水の成分選びは重要!
肌に直接塗布する化粧水にどんな成分が入っているかが、ニキビケアのカギになります。よく確認して選びましょう。
角質層に浸透し、毛穴を引き締めるビタミンC誘導体は、皮脂を抑える働きがあるので、ニキビ予防に効果的です。また、高い保湿力を持つ酵母なども注目したい成分です。
浸透力が高く、お肌にとって有効な成分が豊富に含まれているものが良いでしょう。

乳液やクリームを使用するポイント

・化粧水で補った水分を、外に逃がさないことが大切

化粧水で補った水分を、外に逃がさないことが大切
肌に化粧水をつけた後、水分が蒸発しやすい状態になっています。せっかく補給した水分が外に逃げないように蓋をしてあげる、大切な役割を担っているのが乳液やクリームです。
乳液やクリームは油分が多いというイメージから「ニキビによくないかも」と使うのを躊躇してしまうかもしれませんが、これは間違いです。

脂性肌の人も保湿は重要です。油分と水分のバランスを整える事が乾燥を防ぐ大切なポイントなのです。オイルフリーのものを選ぶなど、肌に合うものを正しく使うことで乾燥を防ぎ、結果的にニキビの改善につながります。乳液やクリームの保湿アイテムを、お肌に合わせて上手に取り入れましょう。セラミド入りのものがおすすめです。

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この記事を監修した医師

朽木 律子

医療法人社団有恒会
オザキクリニック目黒祐天寺院 院長 朽木 律子

オザキクリニック目黒祐天寺院院長。皮膚科医として、長年の実績と経験を培ってきました。的確なカウンセリングを心がけ、注入系治療の技術力を磨き、一人ひとりの個性に適したデリケートな治療を実践しています。シワやたるみなどの肌トラブルをはじめコンプレックスなどの繊細な悩みを、確かな技術と提案力で解消し、新たな魅力を引き出します。

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