美容コラム
二の腕や背中を触ってみると、ぶつぶつ・ザラザラしていることはありませんか?
ずっとお肌に残っているそのぶつぶつは、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)または「毛孔角化症(もうこうかくかしょう)」と呼ばれる皮膚疾患です。
どうしてこのような症状が起きるのでしょうか……気になりますよね。そこで、その原因や特徴、解決方法などについて、ここでご紹介したいと思います。
この肌のぶつぶつは、毛穴のトラブルです。
毛穴周囲の角質層が厚くなって、古い角質「角栓」が毛穴をふさいでしまうことで、肌がぶつぶつした状態が発生していると考えられます。
ではなぜ、このような症状が起きるのでしょうか。
実は、その原因はまだ明確に解明されていませんが、遺伝性が強いと言われています。両親の片方に症状があると、子どもに遺伝する率が高くなります。発生に関して、男女の差は特にありません。
若い方に多く、肥満気味の方や敏感肌の方にもよく見られます。
10代の発症率が50%と高く、年齢とともに治る傾向がある一方、30代で発症したり、40代、50代でも消えない方もいます。思春期に多く、妊娠・出産を機に発症することもあるため、ホルモンバランスの関連も考えられます。
好発部位は二の腕や背中、太もも、お尻などで、全身に発症することもあります。
ニキビと似ていますが、細菌の繁殖による炎症はなく、痛みやかゆみはありません。また、発汗や皮脂の多い部位で発症するケースが少ない点も、ニキビと異なります。
自覚症状はほとんどなく、健康面に影響はありませんが、肌を露出する際に目立つため悩む方も多いようです。
毛孔性苔癬は、毛穴が盛り上がる症状のほかに、毛穴に毛が詰まって黒っぽいぶつぶつになったり、ニキビのように赤くなることがあります。これは、皮膚表面ではなく、毛穴の中に及ぶトラブルです。
そのため、塗り薬やピーリングなどの表面ケアでは、大きな効果や早期治療が難しいと言えます。
そこで当院では、皮膚の深部まで作用して皮膚そのものを入れ替える『毛孔性苔癬フラクセル』を使った治療法をおすすめしています。
『毛孔性苔癬フラクセル』は、表皮を傷つけることなく肌深くに作用し、生まれたての新しい肌へとよみがえらせる画期的なレーザー治療です。
ダメージを受けた肌を新しい肌へ入れ替えることで、毛孔性苔癬を確実に改善していきます。
積極的な治療のため、痛みやダウンタイムを伴いますが、ピーリングなどに比べると、少ない治療回数で滑らかな美しい肌によみがえります。また、皮膚の黒ずみやくすみ、色素沈着など、さまざまな肌トラブルをトータルに改善することができます。
参考:施術経過記事
毛孔性苔癬の治療法から治療後の経過を見てみよう~前編~
当院では、症状やライフスタイルに合わせた無理のない治療法をご提案しています。
毛孔性苔癬の治療法は、お客様の症状や体質に合わせて適切な治療を行うことが大事です。
その上で、専門医に相談し、最適な治療を行うことをおすすめいたします。
また、診察のみのご来院も受け付けていますので、まずはお気軽にご相談ください。
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