薬を使用した正しいニキビの治療方法

ニキビに悩む方の多くが、市販薬での改善を試みたことがあるのではないでしょうか。薬局などで購入した市販薬で改善できることもあるかもしれません。しかし、症状や体質によっては、薬を使用したことで悪化を招いたり、全く効果が得られないケースも多いのです。ここでは、ニキビ治療における薬の正しい使用方法や注意点などについてご説明したいと思います。

その1.  市販薬と処方薬の大きな違い

市販薬は、不特定多数の方が購入する可能性から、合併症や副作用が起こらないように成分や濃度、効果などにさまざまな制限があります。そのため、症状の改善に必要な含有量に満たずに効果が得られなかったり、誤った使用法によっては症状の悪化を招くことが考えられます。
処方薬は、医師が診療に基づいて、個別の症状や体質を考えたうえで用量を定めて処方する薬です。処方箋により薬剤師が調剤し、飲み方や塗り方、副作用などを説明して患者に渡します。つまり、市販薬は自己判断で使用するものであり、処方薬は医師の判断で処方されるものであるということです。
ニキビを治す場合には、医薬品を医師から処方してもらうことをおすすめします。

その2. ニキビ薬で得られる改善効果

医師の処方が多いニキビの外用薬には、毛穴詰まりを解消して炎症を抑える効果があります。より炎症を抑えたいときには飲み薬・塗り薬による即効性の高い抗生物質や抗炎症剤、ホルモンバランスの乱れが原因の際には飲み薬による皮脂分泌抑制剤が使われます。ほかにも、肌の新陳代謝を高めて回復を早めたいときには飲み薬のビタミン剤など、ニキビの症状ごとに効果の高い薬を医師が処方します。
2015年には新しいニキビの塗り薬が登場し、アクネ菌を殺菌するとともに、皮脂の過剰分泌や炎症も抑える優れた効果が認められています。
また、「薬が合わない」「体質から改善したい」という方には、体の内面から不調を改善してニキビの原因に対処する漢方薬も有効と言えます。

その3.  薬は副作用に注意

ニキビやアトピーの治療でよく用いられる「ステロイド」や「抗生物質」などは、副作用が認められているため注意が必要です。
いずれの成分にも抗炎症作用があり、早く炎症を抑えたい場合に適していますが、長期間使用すると副作用が出ることがあります。また、薬を長期間使うことで細菌に対する耐性ができて効きにくくなることがあります。
「ステロイド」の副作用には、皮膚が薄くなったり白くなるほか、抗菌作用がないのでニキビの発生や悪化などが見られます。「抗生物質」には抗菌作用によりニキビが悪化することはありませんが、副作用としてめまいやカンジダ症、胃腸や肝機能の障害などがあります。
「ステロイド」や「抗生物質」薬は、医師の指導のもと、適切な量や使用方法を守って使用しましょう。

「ステロイド」は医師の処方でなければ基本的に使用できませんが、刺激が弱いステロイドが含まれた市販薬『テラコートリル』などもあります。知らないうちに使い続けて副作用が出る可能性もありますので、注意が必要です。
一時的なニキビなら薬で治療できますが、慢性的なニキビの場合は、薬だけでは改善することが難しいケースがほとんどです。症状が深刻な場合には、まず医師にご相談されることをおすすめします。
オザキクリニックでは、ニキビ治療に関するお悩みと真摯に向き合い、ご相談に丁寧に対応しております。どうぞお気軽にご来院ください。

美容内科・インナーケア

体内からニキビ改善を強力サポートするインナーケアメニューは主に「美容注射・点滴」と「漢方処方」。身体の内側から抵抗力や免疫力を高め、有効成分の補給により体内環境を整える働きがあります。肌への直接的な治療と合わせて取り入れることでニキビの悪化や再発を防ぎ、ニキビができづらい体質へと改善します。  

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