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フェザーリフト|切らずにたるみを治したい

切らずにたるみを治したい、傷を残したくない…、フェザーリフトは、患者様のご要望にお応えする「切らないたるみ治療」

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糸を使った たるみ取りについて

フェザーリフト

「糸を使ったたるみ取りの手術」の最も本質的な点は、自由度の高さ

「糸を使うたるみ取りの手術」についてネットで調べると 、すぐにこんな言葉に出会います。

「ロシアンリフト・ゴールデンリフト・イタリアンリフト・スプリングアプトス・オリエンタルリフト・ポニーテールリフト・フレンチリフ…」イタリアンだのフレンチだの、これって何?料理のこと?って思ってしまいそうですね。

一体どうしてこんなにたくさんの名前がついたのでしょう?実はそこには「糸を使うたるみ取りの手術」の本質が隠されています。しかし…それにしてもこれをすべてわかる一般の方はまずいないでしょうね。医者だってわからないのですから…。

「糸を使うたるみ取りの手術」は1996年にロシア人医師によって開発されました。日本では2001年から行われるようになりました。このとき使う特殊な糸の名前が「アプトス」です。今では手術の呼称としても慣用されています。 アプトスは特に頬のたるみに対して効果的であることがわかり、美容外科の世界で急速に普及し始めました。 その後アプトス手術は2つの方向に発展します。ひとつはワプトス(Fトーシス)です。この術式により、手術適応範囲が大幅に広がりました。
もうひとつは吸収糸「ハッピーリフト」の出現です。

「糸を使うたるみ取りの手術」の最も本質的な点はその自由度の高さです。

ですから次から次へと新しい術式が考案されますし、同じ術式でも医師一人一人で微妙に違っているほどです。冒頭の「ロシアンリフト・ゴールデンリフト・イタリアンリフト・スプリングアプトス・オリエンタルリフト・ポニーテールリフト・フレンチリフト・・・・」もそんな事情から生じたことなのです。

本当は特殊な糸「アプトス」を使った手術名は日本ではスレッドリフト、北米ではフェザーリフトと呼ばれるべきなのですが、頭が混乱するだけですから、ここからは基本的に「糸を使うたるみ取りの手術」の総称名として「フェザーリフト」という名前を使うことにします

● 切らずにたるみをなんとかしたい…

● 傷を残したくない…

● 長く仕事を休めない…

こうした方々にフェザーリフトをおすすめします!

この手術が生まれるまで、たるみの改善には、フェイスリフトと呼ばれるたるんだ皮膚を切除する手術が唯一の方法でした。

確かに今でもたるみに最も効果的な手術ではありますが、手術後に日常生活に支障がなくなるまで回復するのには長期間かかる、大きく傷が残る、少ないながら軽症とも言えない手術後のトラブルがある、という欠点があります。

フェザーリフトは皮膚を切らずに特殊な糸を使用してたるみを改善する手術です。

フェイスリフトほどの効果は難しくても、ダウンタイムの少ない手術ですから、今より少しでもリフトアップしたい方、傷を残したくない方、手術後お仕事などでなかなかお時間が取れない方に適した手術方法と言えます。
オザキクリニックでは、これまで「切らないたるみ治療」に全力で取り組んでまいりました。 フェザーリフト、 サーマクールリファームSTポラリスなど各種の美容皮膚科的な施術、ヒアルロン酸を使ったフィラーリフト…などなど。

フェザーリフトは「切らずにリフトアップしたい」と言う、患者様のご要望に対するオザキクリニックのひとつの答えです。

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フェザーリフトについて

フェザーリフトに使われる糸について

吸収性の糸
糸の略図

それではフェザーリフトで使われる糸から話を始めます。

オザキクリニックでは基本的には、溶ける糸を使ったフェザーリフトをおすすめしていますので、吸収性の糸でご説明します(イメージ①)。

イメージ②もご覧ください。こちらは、糸の略図です。糸にトゲがついて毛羽立っているのがわかると思います。そうこの毛羽立ちこそこの手術のキーポイントなのです!
それから、わかりづらいかもしれませんが、毛羽立ちが糸の真ん中から反対向きになっていることに気づかれたでしょうか?これがもうひとつのポイントです。

糸の素材となっているのは、さまざまな医療材料として用いられているε-カプロラクトンで、吸収されても副作用はありません。

糸を埋め込むことでリフトアップを実現

次に、なぜ糸を埋め込むことでリフトアップが可能になるのか…?これこそがフェザーリフトの秘密でもあるのですが、実はこの点についてはいくつか意見があります。(いずれにしても糸の構造が大きく関わっているのですが)

1.糸のトゲが組織を寄せて、元に戻ることに抵抗する

ミツバチの針は一度刺さるとなかなか抜けないとか、釣り針を飲み込んだ魚は逃げようと暴れてもそう簡単に針ははずれないことを皆さんご存知だと思います。ミツバチの針や釣り針には「返し」と言われる特殊な構造があって一度刺さると抜けにくい作りになっているというわけですが、原理的にはフェザーリフトの糸はそれと同じことなのです。

上図、イメージ③をご覧ください。
まずは皮膚を寄せてから糸を挿入しています。この糸はトゲが一方向(全て同じ向きに)についています。

この場合だと、まず左方向に引き抜こうとすると、糸についたトゲがいっせいに逆立って引こうとする力に抵抗します。でも右方向に引くと、今度はトゲが抵抗にならないので、あっさりと抜けてしまいます。
先ほど糸の毛羽立ちこそこの手術のキーポイントだと書きました。それにより片側には抜けづらくすることが出来たのです。でも、それではまだ不十分です。

もうひとつポイントがありました。そうです!毛羽立ちが糸の真ん中から反対向きになっているということです。それにより右にも左にも抜けにくくすることができるのです!引き寄せられた組織が糸のトゲの抵抗により、引き寄せられた状態で固定されるというわけです。
図ではちょっとトゲを大きく書きすぎましたね。実際にはトゲは十分小さいのでご安心下さい。

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2.下垂した組織を引き上げてから糸を通すことで、組織が再び下垂するのをトゲが妨げる

フェイスラインのタルミ|下の凸の予定線をデザインします
フェイスラインのたるみ|たるみを引き上げ、予定線を真っ直ぐにしてから糸を挿入します
フェイスラインのたるみ|たるみは元に戻ろうとしますが、トゲが抵抗となり下りきれません

左のイメージ④をご覧ください。

例としてフェイスラインのたるみを挙げました。
この場合に糸を挿入するデザインの原則は下側に凸にするということです。
そして実際に糸を通すときは、まずはたるみを引き上げて予定線をまっすぐにしてから糸を通します。糸を通してから、たるみを引き上げていた手を離すとどうなるか…?

当然組織は元のように下垂しようとします。しかし、今度はトゲが下垂に抵抗するので元のようには下垂しきれなくなるのです。


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3.埋め込んだ糸の周囲に繊維化が起こる

埋め込んだ糸の周囲に繊維化が起こる

この点については学術的にも確かめられていますので、もはや疑いようもない事実です。ただし、顕微鏡的に線維化が認められても、それが臨床的にも意味があるか、つまり手術効果につながるかは別次元の問題なので慎重に判断しなければなりません。

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4.吸収糸では、吸収されるとき炎症反応を惹起する

埋め込んだ糸の周囲に繊維化が起こる
糸を取り囲むように、繊維化が起こり引き寄せが固定されます
糸が溶けるときに、起こる炎症作用も組織を引き締めます。また、糸が溶けた後も、一度生じた繊維化はしばらく残ることで、効果が持続します。

なぜ糸が溶けるかといえば、それは組織との間で炎症反応が起こるからです。

糸が自然に消えていくわけではありません。身体が糸を溶かしているのです。

炎症反応というのはその部位に硬さや縮みを伴います。それが手術の効果につながるだろうと期待されるのです。

残念ながら、溶ける糸を使った場合と溶けない糸を使った場合の比較試験はありませんので、この効果を断定はできませんが、ふだん臨床現場で吸収糸を使っている外科系医師なら容易にその効果を想像できるはずです。


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[1]や[2]の機序で寄せたり、引き上げたりした組織を[3]や[4]で固定するというイメージでしょうか。[1]~[4]はどれかひとつが正解というより、複合的に関与して効果につながっているのだと思います。

● でも、まだ皆さんは不思議に思うのではないでしょうか。
どうして皮膚を1mmも切除しないのに、「たるみ」が改善できるのかと。

実は初めてこの手術が発表されたとき、多くの医師も半信半疑だったのです。医師だって余剰皮膚を切除せずに「たるみ」が取れるなんてあり得ないと思ったのです。でも、今から思えば「たるみ」という表現の中に「皮下組織の下垂」「皮膚の余剰」という2つの側面があることに気づかなかっただけなのかもしれません。

もう少し詳しく説明すると、顔の年齢的な変化というのは大きく次の3点に集約されます。
-----------------------
1)皮下組織の下垂
2)皮膚の余剰
3)皮膚の老化

-----------------------
そして実は「皮下組織の下垂」も「皮膚の余剰」も「たるみ」と表現されているのです。
(治療を考える上では、当然分けて考えなければいけません。)

確かにフェザーリフトでは1mmの皮膚も切除していません。それでもなぜ「たるみ」が改善されるかといえば、それはフェザーリフトが「皮下組織の下垂」を改善しているからなのです。フェザーリフトが得意にしているはまさにこの「皮下組織の下垂」の改善なのです!つまり「皮膚の余剰」には変化を与えないけれど、「皮下組織の下垂」には効果があるため、全体として「たるみ」が改善されるというわけなのです。

ハッピーリフト
ハッピーリフト

ハッピーリフトという有名な手術があります(イメージ⑥)。
これはほうれい線、ゴルゴじわの改善を目的にも行われますが、ほんとうはゴルゴじわとほうれい線の間に下垂した脂肪組織を元の位置である頬骨の方向に引き寄せる手術です。

誤解されやすいのですが、ハッピーリフトは下垂した組織を引き上げているわけではありません。

(図5)で言えばAとBを引き寄せているだけなのです。ただA側よりB側の方が動きやすいために結果的には、よりA側に引き寄せられるだけなのです。

■ ハッピーリフトについてはこちらをご参照ください

 >>>ハッピーリフト


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皮膚の余剰にも効果をもたらすフェザーリフト

これまでフェザーリフトは「皮膚の余剰」には効果がないと書いてきました。

でも、必ずしもそうとも言い切れないのがフェザーリフトの魅力でもあり、説明に困る点でもあります。場合により、効果がないどころか、フェイスリフトに負けない効果を出すこともできるのです。

フェイスラインのたるみ 症例写真
フェイスラインのたるみ 症例写真

これは60代の女性にフェザーリフトの一種「Vトーシス」を行なったときの写真です。

上の写真はフェイスラインが大きくたるんでいるのがわかると思います。これが手術前です。

下の写真は手術後1ヶ月です。「たるみ」が取れてフェイスラインがすっきりしたことがお分かりいただけるでしょうか。

1mmの皮膚も切除していないはずなのに、「皮膚の余剰」が改善されたかに見えます。これはどういうことでしょうか?

その答えは「たるみ」の分散と表現することが出来ます。

つまり手術前は口元に集中していた「たるみ」を、手術後は糸を入れたもみあげ部分から糸を出した口元(マリオネットライン)までの間に分散させているのです。「たるみ」は局所に集中する傾向にあります。フェザーリフトでは「たるみ」を切り取るのではなく、集中した「たるみ」を分散させることで「たるみ」を改善して見せているというわけです。ただそのためには糸は長めに挿入する必要があります。糸を長くすればそれだけたるみを分散しやすくなるからです。だから糸の短いハッピーリフトでは「たるみ」の分散効果は明らかではないですが、糸が長いVトーシスでは分散効果が現れやすいのです。

ここまで「たるみ」が改善できるなら、もしかしたらもう、ばれるたるんだ皮膚を切除する「フェイスリフト」はいらないかも…ですね。

フェザーリフトは次々と新しい術式が提案されています。オザキクリニックでは常に最新かつ最良の術式を提供いたします。

Vトーシスについて詳しくはこちら

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