西多摩新聞 2008年1月1日号

【記事全文】

髪の悩みは男女共通。男性も気遅れなく通うことができ、女性の切実な悩みにも最善の効果が期待できるのが毛髪の専門医だ。

羽村団地一号棟前にある「オザキクリニック」(小ア有恒院長)は美容外科、皮膚科はもとより毛髪医療に取り組んで4年になる地元の「髪」の専門医。最新の育毛治療メソセラピーをいち早く取り入れ、脱毛改善に効果を上げている。また、都心にある分院2箇所でも育毛の専門治療を行っている。

同クリニック羽村本院の看護師、宇戸薫さんに話をきいてみた。

脱毛の原因-----------------------------------------------------------

脱毛の原因はたくさんある。そのため、まずカウンセリングで原因を探り、問診を行う。原因が内分泌や甲状腺機能の異常、ダイエットによる栄養不良と疑われる場合は、血液検査で異常値がないか調べる。

男性で多いのが男性型脱毛(AGA)で、これは何もしないと徐々に進むので、早めのケアが大切だ。女性のびまん性脱毛症の場合、免疫機能が関わっている場合がほとんどで、抗酸化力の低下が問題になる。

医療ならではの薬 -----------------------------------------------------

治療の方法は、サプリメントや薬の内服、育毛剤の塗布、メソセラピーがある。
脱毛症には個人の状態に合わせたサプリメントを処方している(オーダーメイドサプリ)。

医療用内服薬プロペシアは男性の脱毛症に非常に効果が高く、女性にはロニテン内服薬が生え際の薄い人に効果がある。

育毛剤には、毛細血管拡張効果のあるミノキシジルが市販の育毛剤の5倍配合されたものや、新しい毛根を再生させる細胞のあるバルジ領域を活性化させて発毛を促すサイトカインなどが豊富に配合され、発毛と育毛の両面から働きかけるバルブラック、バルジブラックGFがある。「育毛剤の効果だけでも高いと思いますよ」と小ア先生。毛髪医療の現場ではこのように画期的な薬が使われている。
育毛剤とサプリメントを組み合わせて治療する人も多く、「薄毛で悩む中高年の女性の髪が改善されたケースは多いです」と宇戸さん。薄毛には、また加齢による女性ホルモンの減少が原因のこともあり、プラセンタ注射を使うこともある。
メソセラピーはその人にあった薬液を配合した注射を頭の真皮にまんべんなく打ち、直接毛根内に作用させる方法なので、育毛剤よりも早く効果が表れるという。

すすぎ大切 ----------------------------------------------------------

治療にはホームケアもかかせない。同クリニックでは、シャンプーの仕方、シャンプー剤の選び方などの指導も行っている。「洗髪の際、毛がどっさり落ちるのを気にして、頭皮をよく洗わない人がいますが、洗わずに毛穴に皮脂がためておくのが脱毛の原因になるのです」。洗いよりもすすぎに倍以上の時間をかけるのが大切だという。
シャンプーは石油製剤が入っていない植物原料のものがおすすめ。同クリニックでは、髪にコシを出してボリュームを与えてくれる安全なシャンプーを販売している。
脱毛や薄毛の改善には、長いスパンで取り組む心構えが必要だが、「続ければ必ず改善されます。一度相談に来てください」と宇戸さんは話していた。

(西多摩新聞2008年元旦号)

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