
当院で、シミを取ってほしいという男性患者さんのシミは「脂漏性角化症(老人性角化症)」、または「日光性色素斑(老人性色素斑)」です。どちらも老人性というありがたくない俗称がついており、目立つため、美容上、とても気になります。
奥さんに「きたない」などと指摘を受け、治療に来られることも多いようです。けれどもこれらのシミは、老人だけでなく、20代の方でも、紫外線や皮脂の酸 化が皮膚の老化を引き起こし発症します。色素班の上に角化症が併発していることもあります。
また、角化症は、盛り上がりがある褐色~黒い境界が、はっきりしたシミで、色素班は、平坦で茶色~褐色のシミです。

浅在性のシミに有効な、フォトフェイシャル
真皮より下に落ちている(深在性)のシミには、大田母斑など、あざの治療で使用するQスイッチレーザーが有効です。あざの場合と違い、1回の施術で治療が完了する場合が殆どです。
浅在性のシミの場合は、フォトフェイシャルが非常に有効です。お顔全体に照射することでシミだけでなく、肌のハリ、クスミ、赤ら顔など、全体的な若返りを図ることができます。当院には、2万件以上の症例があります。
「オールトランス」「トレチノイン」「トレチノイン酸」など、いろいろな名前で呼ばれますが、ビタミンA誘導体の塗り薬による治療法です。
レチンが持つ、ターンオーバーを急速にするという特長を利用し、シミの治療が行えます。また、コラーゲンの産生も活発にするため、シワや肌のハリにも効果的です。海外では、ニキビの治療薬としてもポピュラーですが、日本では医師以外の処方は禁止されています。
当院のピーリングは、安全性と効果を重視する上で、医療用ピーリング剤のみを使用しています。
主に、デルファーマ社製(グリコール酸)、エンビロン社製(乳酸)SAM(サリチル酸マクロゴールピール)という3種類のピーリング剤を使い分けています。
男性のシミ・クスミの治療の場合は、デルファーマピーリングを基本とします。美白、にきび、毛穴、ざらつき、肌のハリに効果的です。

男性の場合は、先ほど述べたように、女性以上にダメージを受けやすい肌だと言えます。従って、ホームケアも重要になります。 しかし、男性はホームケアの習慣がないため、どうしても、複雑な手順を必要とするホームケアは、挫折しがちです。
当院では、基本を「石鹸とビタミンC誘導体+成長因子配合のローション」に絞ったシンプルなホームケアをお勧めしております。更に、老化の80%に関与するといわれる光(紫外線)をブロックする日焼け止めの塗布を推奨しています。
Co2レーザー
炭酸ガスレーザーは、角化症の治療に広く使用されます。角化症は盛り上がっているため、治療中痛みはあまりありません。 1回でキレイに治療できます。