3.シャンプーについて / 2008年3月

私たちの生活の中で、シャンプーは欠かせない存在です。
「髪を洗う」=「シャンプーする」というイメージになっていますが、そもそも髪を洗うという行為は、いつから始まったのでしょうか?そして、「シャンプー」という言葉がいつから定着したのか、まずはシャンプーの歴史にてお話しします。
そもそも髪を洗うという行為は、紀元前、神様に祈りを捧げるみそぎから始まったとされています。
最初は水だけでしたが、除々に髪に泥を付けて洗い流すようになったそうです。
自然の泥には炭酸ソーダやケイ素アルミなど、アミノ酸系の洗浄成分が含まれています。
なので、これがシャンプーの起源と言えるかもしれません。
その後、泥の代わりとしてインゲン豆やそら豆をすり潰したもの、米粉をロバの乳で煮込んで粥状になったものが使われました。
これは、石鹸が発明されたエジプトやペルシャでの話しです。

さて、日本ではどうだったのでしょうか?
下記の表をご覧ください。

日本のシャンプーの歴史
平安以前 水で髪を洗う程度だった…と思われる (宗教的理由により、髪を切ったり洗髪自体しなかったという説も??
平安時代 1年に1回程度、米の研ぎ汁や「さいかち」などの植物の皮を湯で
浸した液で洗うようになる
また、髪の臭さを誤魔化すためにお香を髪に付ける習慣が生まれる
江戸時代 1ヶ月に1回程度、卵の白身・灰汁(あく)・茶・椿油などで髪を洗う
明治時代 「髪洗い粉」の名称で、火山灰・かまどの灰・粘土・白土などを 混ぜたものが売られる
1870年代後半 「粉石けん」が洗髪に使われる
明治末~ 大正 粉石鹸に炭酸ソーダ、ホウ砂を配合した洗髪料が売られる
だが、一般的にはうどん粉・ふのり・卵白・椿油の搾りカスなどもまだまだ使われていた
昭和1年 葛原工業 「(植物性シャンプー)モダン洗髪粉」 発売
初めて商品名に「シャンプー」という言葉が使われる
昭和5年 ライオン油脂 「すみだ髪あらひ」 発売
日本初の液体シャンプーといえる存在
昭和7年 現在の花王(株)の前身である長瀬商会が「花王シャンプー」 発売
1個・・・5銭
しかし、まだまだシャンプーは高級品で石鹸で髪を洗う人が多かった
昭和13年 高級アルコール(石油化学成分)を混ぜた新花王シャンプー発売
「シャンプー」という言葉を根付かせる
戦後 女性が髪油を使って髪を結うことが少なくなる

髪油を落とすためにアルカリ性の石鹸で髪を洗う習慣も廃れる
昭和30年頃 「花王フェザーシャンプー」(中性・粉末)の発売により、 シャンプーが広く普及し始めた。

日本では「シャンプー」という言葉が使われてから、約80年くらいという事になります。 シャンプーの消費量が爆発的に増えたのは、昭和60年頃です。朝シャンブームの到来で、朝・夕の2回、洗髪する女性が急増したからです。それに受けて、シャンプーの香りを重視する傾向が強まりました。この頃から、シャンプーの多様化が始まり、各メーカーから様々な商品が発売され、現在に至っています。

かつては、「しっとり」「サラサラ」など仕上がりが重視されていましたが、次第に「フケ・かゆみ用」に始まり、「ダメージヘア用」「カラーリング用」など、髪・頭皮の状態や悩みに対応するシャンプーが多く見られるようになりました。現在のシャンプーには、大きく5種類に分類することができます。

石油系シャンプー

現在では殆ど使用されていないシャンプー。髪がパサついたり、変色したりという事もあります。

高級アルコール系シャンプー

今、最も市場に出回っているシャンプー。ドラックストア等で購入でき、値段もお手頃。合成界面活性剤をたっぷり使用しているため、洗浄力は強力です。しかし、頭皮から侵入してくる有害物質が、髪・頭皮にかなりのダメージを与える事になります。「高級」とは、炭素数が多いという意味なので、原材料が高級ということではありません。

天然高級アルコール系シャンプー

天然オイルをベースにして作られているシャンプー。原材料に天然素材を使用しているので、高級アルコール系シャンプーに比べれば、値段は高いが、安心して使用できます。

アミノ酸系シャンプー

天然系と合成系の2種類があります。弱酸性で、刺激が少ないシャンプーです。皮脂を必要以上に落とし過ぎない程度の洗浄力で、髪・頭皮に非常に優しいです。

石鹸シャンプー

アルカリ性のシャンプー。人間の頭皮は酸性で石鹸シャンプーはアルカリ性です。洗浄力もあり、合成界面活性剤等の心配がないが、皮膚の敏感な方には洗浄力が強すぎるかもしれません。

自分に合った良質なシャンプー選びがポイントとなってきますが、女性で抜け毛・薄毛が気になる方は、特にアミノ酸系シャンプーをお勧め致します。
一般に売られているシャンプーは台所洗剤とほぼ同じ原料を使っているので、刺激が強すぎ髪の毛をいためるリスクがあります。
低刺激や弱酸性と表示され、肌や髪にやさしそうなシャンプーもありますが、成分を見ますと刺激の強い殺菌剤が含まれていたりして、本当にやさしいシャンプーは少ないのが現状です。
シャンプーを良品に代えただけでも、髪・頭皮の状態が改善されます。

そこで、お勧めするシャンプーは当院のアミノ酸系シャンプーの「フェルテシャンプー」です。

フェルテシャンプー

シャンプー剤が髪に残りにくい、植物性由来のボリュームアップ用シャンプー

髪の毛や皮膚はタンパク質からできており絶えずいろいろな刺激にさらされています。 特にヘアカラーをされている方や、パーマをかけている方はとても敏感になっています。 植物が原料のアミノ酸系洗浄剤と、豊かな泡立ちの新せっけん系洗浄剤で作られたフェルテシャンプーは髪にも地肌にも優しいシャンプーです。
※フェルテシャンプーは髪にボリュームを与える特徴があります
シャンプー剤が髪に残りにくく作られています。 泡立ち・使用感が良く、育毛治療されている方も使って頂き、喜びの言葉を頂いております。
頭皮も皮膚の一部だからこそ、優しくいたわって下さい。

>>> フェルテシャンプーについて