1.女性に対する育毛治療について / 2008年1月

茶髪の多い今であっても、豊かな黒髪が女性の憧れであることには変わりはないと思います。

女性の頭髪に対する関心は昔から高いわけですが、その意識が逆に脱毛・薄毛の女性を苦しめることにもなります。
脱毛症は男性の悩みと思われがちですが、実は多くの女性が脱毛症で悩んでいます。
日本で脱毛・薄毛に悩んでいる人口は2700万人以上と言われますが、そのうちの25%は女性なのです。

このように多くの女性の方が悩んでらっしゃいますが、実は治療法となると男性に比べ選択肢が狭くなります。
脱毛症の治療は、1998年に米国でフィナステリド(商品名:プロペシア)が発売されて一大転機を迎えました。 それまでにない高い治療効果が得られるようになったのです。

しかし、女性には普通この薬は使えません。 催奇形性の問題があるためです。

このような状況下では、外用剤の継続的使用が治療の中心となります。
外用剤は、
A…毛成長の環境を整えるタイプ
B…毛成長機序に直接働きかけるタイプ
に大別されます。

女性に対して最も効果が明らかなのはAとBの両方の作用を有するミノキシジル溶剤です。
当院でも市販のものより高濃度なミノキシジル・エッセンスをご用意しています。
さらにAの作用を有するバルブラック、Bの作用を有するバルジブラックGFとの併用をおすすめしています。

女性のびまん性脱毛の中でも大きな割合を占める男性型脱毛症は成長期脱毛症です。
この場合の問題は発毛しないのではなく、十分成長しきれないうちに抜けてしまうことなのです。
ですから、いかにして毛の成長を刺激することができるかが治療のカギになります。
その点、バルジブラックGFは、代表的な成長因子であるEGFを高濃度に含む「成長因子だけでつくられた育毛剤」ですからぜひ使い続けていただきたいと思います。

当院独自の取り組みとしては、メソセラピーを行なっています。
これは従来からヨーロッパでは広く行なわれている治療法で薬剤を患部に少量ずつ細分化して注入するものですが、当院では独自に調製したA,B両方の作用を有する薬剤カクテルを使い効果を上げています。