脂肪吸引で抽出した脂肪には、脂肪以外にも水分、血液、死活細胞、老化細胞などのさまざまな不純物を含んでいます。この状態の脂肪は、そのまま注入したとしても生着率が悪く、石灰化(しこり)のリスクを高めてしまいます。
生着率を高くし、反対に石灰化のリスクを低下させるためには、これらの不純物を除去し、純度が高く質の良い脂肪を抽出することが必要となります。
それを実現するために当院で導入しているのが「ピュアグラフト™250」です。セリューションシステムを開発し、再生医療の分野において躍進を続けるサイトリ・セラピューティクス社(米国)が開発した脂肪組織濃縮容器で、脂肪注入のデメリットを最大限回避することができます。
一般的な脂肪注入で不純物の除去に使用する遠心分離機では、主に脂肪から水分を除去しますが、ピュアグラフトでは、特殊な2枚のフィルターを用いて不純物を除去する方法を用いています。フィルターを通すだけなので、脂肪細胞を傷つけずにきれいな状態で取り出すことが可能です。1枚目のフィルターで細胞と液体を選別し、2枚目のフィルターで脂肪細胞のみを選別します。丁寧にろ過する要領で、不純物はほぼ取り除かれます。
ピュアグラフトを使用することのもう一つの利点は、注入用の脂肪の中にも幹細胞がしっかりと残るという点です。フィルターに通して処理を行う際、不要な細胞はほぼ除去されますが、必要な細胞である幹細胞は除去されず、常に一定の濃度で注入用の脂肪に含まれることが確認されています。(サイトリ・セラピューティクス社調べ)
ピュアグラフトによって処理された脂肪細胞は、注入用脂肪生成の最後のステップとしてセリューションシステムによって分離・濃縮された幹細胞と混合されます。幹細胞は再生力が非常に高い細胞ですので、量が多いほど注入された脂肪の生着率も上がるからです。
当院では最高に安全な豊胸術しか行っておりませんので、患者様には必ずセリューションシステムによって純度・質・安全性の全ての面で保証された脂肪しか注入いたしません。