ニキビ跡治療

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ニキビ跡とは

ニキビは毛穴の出口が詰まることで皮脂が毛穴の中に溜まり、そこにアクネ菌などの細菌が感染して起こります。その原因はホルモン、ストレス、食生活など様々ですが、複合的な要因により発生することが多いものです。

ニキビは毛穴の中に起きる炎症ですが、その炎症は皮膚の深い部分に位置する真皮層から皮下脂肪層にまで広がります。炎症によりダメージを受けた真皮層は、変性を起こし、異常なコラーゲンを産生したり、コラーゲンを緻密化させたりします。その結果、真皮内に瘢痕を作り、拘縮を起こします。この瘢痕の広がりにより、いわゆるクレーター・アクネスカーと言われる皮膚の凹凸ができます。

瘢痕ができている様子

あなたのニキビ跡はどのタイプ?

治療にあたっては、まず、ニキビ跡のタイプを見極めることが大切です。
凹凸ニキビ跡は、以下のタイプに分類できます。

 

  • ローリングタイプ(Rolling Type)
    真皮が筋膜に癒着しているタイプ。開口部が4mm以上と広く、緩やかな陥凹で丘のようにうねり、平らな部位が少ないニキビ跡です。
ローリングタイプ

  • アイスピックタイプ(Ice-pick Type)
    真開口部が2mm以下と狭く、真皮より更に深く達するニキビ跡です。
アイスピックタイプ

  • ボックスタイプ(Box Type)
    陥凹底が平坦で、円形のニキビ跡です。浅いボックスタイプ(Shallow box)、深いボックスタイプ(Deep box Type)に分類されます。
ボックスタイプ

他の分類方法

凸凹ニキビ跡は炎症の深さ、広がりで分類されることもできます。以下は、炎症の深さ、広がりによる分類です。

 

他の分類方法

また、ヨーロピアン・アクネ・グループ(The European acne group (ECCA) )では、
1.ローリング型を「W-shaped」
2.アイスピック型を「V-Shaped」
3.ボックス型を「U-shaped」
と分類しています。

 

凸凹ニキビ跡が形成されるメカニズム

  • 皮膚は表皮、真皮、皮下組織からできています。
    さらに表皮は角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層からなります。
    基底層は、新しい基底細胞を作っており、通常28日周期でお肌が入れ替わります。
メカニズム1

  • お肌の入れ替わり(ターンオーバー)のサイクルが何らかの原因で乱れてくると角栓が形成されます。角栓が形成されると皮脂が詰まりやすくなります。
メカニズム2

  • 皮脂と角質が毛包内に埋もれ毛穴が塞がった状態が白ニキビです。
    また毛穴が開き皮脂が酸化した状態が黒ニキビです。
メカニズム3

  • 毛穴に詰まった皮脂に細菌が繁殖すると炎症が起き、赤く腫れ熱を帯びた状態が赤ニキビです。
メカニズム4

  • 炎症がさらに悪化し、リパーゼの作用が働くと、毛包壁が破壊され炎症が周囲の組織に波及します。破壊された部分にはたくさんの炎症細胞(マクロファージやリンパ球)が集まってきます。その結果、コラーゲン組織の変性や異常増殖、緻密化がおこり、真皮内に瘢痕が作られ拘縮を起こします。この瘢痕の広がりによっていわゆるクレーター・アクネスカーと言われる皮膚の凸凹ができます。
メカニズム5

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